裏切りへの怒りと、壊れていく関係へのためらい
信頼する知人から突然裏切られ、借金を負わされていたという、思ってもみなかった現実。しかし、男性が何より苦しんだのは、お金の負担そのもの以上に、相手との人間関係が崩れてしまうことでした。

男性は「身に覚えのない連帯保証ですが相手が長年付き合いのある知人だったため、法的な対応を取ったりすることで、これまでの人間関係が壊れることが一番の不安でした」と、複雑だった当時の心境を吐露します。
「その知人は、私が一番親しくしていた人の一人で、お金を貸すくらい信頼していました」と明かす男性。それだけに、相手との関係をこれ以上悪化させたくないという思いが邪魔をして、どこまで踏み込んで対応すべきか、一人で判断できなかったと言います。
男性は「お互いに信用し合っていると思っていたのに、裏切られただけでなく、なぜか私まで責任を負うことになりました。これから生活をどう立て直し、今の生活基盤を維持していけばいいのか分からず、ただ困惑するしかありませんでした」と続けました。
専門家への相談で一歩前進!プロの介入で少しずつ見えた解決の光
結局、最善の対応策が見つからないまま、気づけば半年ほどが経過していました。このままでは何も解決しないと悟った男性は、ついに専門家に相談することを決意します。
本来なら、警察に被害届を出したり、契約の完全無効を訴えたりなど、法的な対応をとるべき案件。ただ、男性は「相手が知人だったこともあり、法的な手続きを取ることにはどうしても気が引けました」と複雑な思いも抱えていました。

そこで、男性は弁護士に間に入ってもらうことで、問題を地道に解決するという道を選択しました。「弁護士に相談したことで仲裁に入ってもらえたので、少しずつ返済はしてもらっています」と、解決に向けた具体的な進展を教えてくれました。
もしあの当時に戻れるなら「悩まず、家族ではなく、すぐに専門家に相談をしにいきます」と、男性は悔しさをにじませます。身内の同情や個人の知恵だけでは太刀打ちできないトラブルだからこそ、早い段階でプロの手を借りるべきだったと痛感しているそうです。
今回の経験を通して、男性は「やはり、難しいトラブルは経験が豊富な専門家に相談をすることで、心理的にかなり楽になる」という痛切な教訓を得たそうです。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年7月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
