回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年7月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である68歳男性のプロフィールは以下の通り。
回答者本人:男性(68歳)
居住地:東京都
家族構成:私(68歳)、妻(66歳)、長男(40歳)、長女(37歳)
回答者の職業:年金生活
配偶者の職業:年金生活
現在の世帯年収:約300万円
回答者個人の年収:約170万円
住居形態:戸建て(分譲・建売住宅)
現在の金融資産状況:預貯金約700万円、投資信託約250万円、個人年金保険の解約返戻金約150万円
銀行の紹介だから安心だろう……老後資金を増やすため、投資信託に500万円を投入
東京都の分譲戸建て住宅で妻と暮らす68歳の男性。年金をもらう一方、1000万円を超える金融資産も保有している男性ですが、定年退職を迎えた直後に、お金に関して心身をひどく消耗させるできごとを経験したと明かします。
勤めていた会社を定年退職し、まとまった退職金を受け取った男性。とはいえ、その額は老後を安心して送るためにはやや心もとないもの……。「老後資金を少しでも増やしたいという思いから」、男性は退職金の運用方法を検討し始めたそうです。

そんなある日、窓口を訪れた銀行で、担当者から特定の投資信託を紹介されたと言います。担当者から提示されたのは、「長期で保有すれば安定した運用が期待できる」「長期で保有すれば大きく損をする可能性は低い」という、リスクが非常に小さいことを強調する説明でした。
男性は「勧められたから安心だろう、大丈夫だろう」と深く考えることなく、相手の言葉を安易に信用してしまったと言います。
結局、商品の仕組みや価格変動のリスク、さらには手数料などについても十分に理解できていない状態のまま、退職金の一部から約500万円という大金を投じる契約を結んだのです。
老後の生活を少しでも豊かにしたいという、ごく自然な願いから始めた資産運用。しかし、その行動が、まさか大きな痛手を招くことになるとは、当時の男性は予想すらしていませんでした。
