「やりたい」から始まる市民の自発性が生きる学び合いの場『たむら市民大学たまり』

「やりたい」から始まる市民の自発性が生きる学び合いの場『たむら市民大学たまり』

パン作りから昆虫観察、日本画まで。広がり続ける講座のレパートリー

開校から3年目を迎え、これまでに開講した講座数は累計79講座、学生数は延べ1024人。講座内容は実に幅広く、パンや地元の郷土料理といった食にまつわるものから、日本画や水墨画、書、俳句、イラストなどの文化系、ヨガやアロマテラピー、日本舞踊、フラダンスといった健康・美容系、さらには英会話、行政書士・宅建講座、手話教室のような実用系まで多彩です。季節の野菜やパッションフルーツの育て方を教える講座、樹木医が庭木を健康に育てるコツを伝える講座、フィールドワーク付きの昆虫講座や歴史講座など、田村市ならではの自然や暮らしを生かした内容も目立ちます。中でも人気なのが食にまつわる講座で、応募多数で抽選になることもあります。

「たまり」という愛称は、「田村・学びの場・リカレント教育(※)」の頭文字から取っています。同時に、市民大学によってつながった人たちが集う「交流の場=たまり場」という意味も込められています。パン作り講座に参加した学生からは、「自分で作ったパンや持ち寄ったお菓子を食べながらおしゃべりする時間があり、それがすごく楽しい」という声があり、学びながら生まれる何気ない交流の時間が魅力のひとつになっていることがわかります。 (※)リカレント教育:個人主体の、生涯を通じた学び直しのこと

現教育長自らが開講した「ギターで楽しもう!」講座の様子。平日夜開催の講座には仕事帰りの市民の姿も多い

講座数も学生数も少しずつ増え続けており、2026年度前期は過去最多の20講座が開催となりました。

「最初は13講座だったものが、いきなり30、50と増えるのは難しいです。徐々に定着していって、講座数も学生数も増えていけるといいと考えています。折り紙のように気軽に始められる講座や、10代が教員となる講座など、さらにバリエーションが豊かになると盛り上がるのではないかと考えています」

半期の講座を終えた後に教員・学生向けに実施するアンケートでは、目立った不満の声はほとんどありませんが、それでも大山さんは気を緩めません。 「アンケートに出ていないだけで、要望や不安がある方がいらっしゃることは、常に考えるようにしています。慢心せずに、満足度の高い活動を目指したいです」

今後は平成嚶鳴館のように、運営そのものも市民の手で回る自走の形を目指しています。 「焦らず時間をかけて定着させていきたいです。たむら市民大学の開催場所は田村市内ですが、学生や教員には、田村市外の方も応募いただけます。田村市のたまりを中心に皆さんにたまっていただき、楽しみながら学んでもらえると嬉しいです」と、大山さんは今後の展望について、期待を込めて締めくくりました。

学ぶことをきっかけに、田村市に暮らす人たちと自然に顔見知りになり、少しずつ自分の居場所が広がっていく――。たむら市民大学たまりは、これから田村市に移り住む人にとっても、まちに根を下ろす第一歩になってくれるはずです。 (2026年7月末現在、2026年度後期の学生募集を行っています。詳しくはこちら)

「イラスト講座」の様子。休日開催の講座は親子のおでかけや交流の機会にもなっている

たむら市民大学たまり

HP:https://tamura-tamari.jp/ ※教員と学生の募集は半期ごとに行われます、詳しくはホームページをご覧ください。 事務局:たむら市民大学たまり事務局(田村市教育委員会生涯学習課内) 問い合わせ:0247-81-1215

この記事を読んで田村市での生活に興味を持った方、移住を検討している方は、お気軽にたむら移住相談室へご相談ください。

たむら移住相談室 Web:https://tamura-ijyu.jp/ 電話:050-5526-4583 メール:contact@tamura-ijyu.jp ※たむら移住相談室は株式会社ジェイアール東日本企画と(一社)Switchが共同で運営しております。

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配信元: Nativ.media

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