ゴディバ「経営不振報道」社長は否定も何が起きている? 急拡大後しぼんだコールド・ストーンの例も

コールド・ストーンは悪夢のような失速 クリスピー・クリームは復活の前例に

ゴディバの現状から思い出されるのが、海外発スイーツブランドの栄枯盛衰だ。

2005年に日本上陸した「コールド・ストーン・クリーマリー」。店員が歌いながらアイスクリームを作るスタイルで大行列を生み、最盛期には全国34店舗まで拡大した。しかし店舗は急減し、一時は「国内に1店舗のみ」という状況に至った。

2006年に日本へ進出した「クリスピー・クリーム・ドーナツ」も、ピーク時の64店舗から大量閉店を経験した。しかし、都市部への出店集中、日本市場に合わせた商品開発、オフィス街への進出、テイクアウト専門店の増設などを進め、2025年末の時点で全国89店舗までV字回復した。

ゴディバは売上高が大きく崩れていない以上、コールド・ストーンのような「ブーム終焉」とは事情が異なる。しかし、利益を出せない状態が続けば、ブランド力の維持が難しくなり、衰退していく恐れは十分にある。一方、大量閉店から持ち直したクリスピー・クリーム・ドーナツの例が示すように、知名度の高いブランドには再浮上する余地もある。

赤字続きとなっているゴディバは、どのように業績の改善を目指すのか。原材料高という逆風に加え、750億円規模の借入金を抱えるだけに、その答えを出すまでの猶予期間は決して長くなさそうだ。

配信元: J-CASTニュース

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