実はJR東海・西日本・九州は、東海道・山陽・九州・西九州新幹線で3辺合計160cm超250cm以内の「特大荷物」を持ち込む場合、事前予約制の「特大荷物スペースつき座席」(追加料金なし)の予約を必須としています。予約なしで持ち込むと、手数料1,000円が発生する仕組みです。

記事後半では、新幹線の大型荷物ルールを、あらためて確認します。
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◆初めての東京出張、まさかの“ハズレ席”

「正直、誰も来ないまま東京まで行けたら嬉しいなって……心の中で本気で祈っていました」と木内さんは苦笑混じりに語ります。
しかし、その淡い期待は京都駅に停車したわずか数分後、あっさり崩れ去りました。ドスドスと通路を歩いてくる大柄の男性。手には、一般的なスーツケースの倍はあろうかという巨大なケースが。そして、男性は木内さんの前で立ち止まると、開口一番こう言ったそうです。
「兄ちゃん、ちょっと狭くなるけど、大事な反物が入ってんねん。足元に置かしてな」
幸先が悪すぎる展開が木内さんを待ち構えていました。どうやら“ハズレ”席だったようです。
◆地獄の2時間が始まった

「冗談抜きで、僕のスペースにもケースが半分食い込んでいたんです。太ももに当たるし、足は窮屈だし……。思わず、『これは地獄の2時間が始まったな』と思いました」
さらに悪いことに、その男性は間髪入れず、匂いの強い幕の内弁当を広げ、ビールをプシュッ。揺れる車内に漂う油と魚の匂い。木内さんは、ただただ耐えるしかなかったといいます。
「そのあと、イヤホンの音漏れがキンキン響く上に、いびきをかきながら爆睡ですよ。正直、通路に逃げようかと思いました」

