レナーテ・レインスヴェの何気ない表情が胸に染みる、父娘の物語
『センチメンタル・バリュー』
『センチメンタル・バリュー』
© 2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE
カンヌで絶賛された『わたしは最悪。』のヨアキム・トリアー監督と主演のレナーテ・レインスヴェが再びタッグを組んだ本作は、第98回アカデミー賞で主演女優賞を含む9部門にノミネートされ、国際長編映画賞を受賞しました。
本作でレインスヴェが演じるのは、父親に対して複雑な感情を抱いているノーラ。彼女はオスロで女優として活躍していますが、そこに彼女と妹を幼い頃に捨てた音信不通の父親グスタヴ(ステラン・スカルスガルド)が現れます。グスタヴは映画監督をしており、家族の物語をノーラ主演で撮りたいと言ってきたのでした。
そんな父親を受け入れられないノーラと、別の女優(エル・ファニング)で映画を撮ることにしたグスタヴ。愛憎入り混じる父娘の関係は、どこに行きつくのでしょうか。
『センチメンタル・バリュー』
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ノーラは妹以上に父親を許せずにいますが、ノーラと父親は共通点が多いのも事実。二人とも不器用で、映画や芝居の世界に生き、そこでしか本当の気持ちを表すことができないのです。演じているレナーテ・レインスヴェとステラン・スカルスガルドはまったく似ていないのに、本作では表情がどこか似ていて、父娘に見えるから不思議です。
『センチメンタル・バリュー』
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日常の家族のドラマを描いているので、レインスヴェが迫力の演技を披露するわけではありませんが、父親に脚本を渡されたときの複雑な表情や、「自分の芝居を見たことがあるのか」「どう思っているのか」と尋ねるときの反発心と甘えたいのに甘えられなかった少女のような表情がなんとも印象深く、さりげないシーンで素晴らしい演技を披露しています。

『センチメンタル・バリュー』
2025年製作
Blu-ray ¥5,500/DVD ¥4,400
発売中(2026年8月5日発売)
発売・販売元:ギャガ
© 2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE
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