人と人の距離感の心地よさが双葉町らしさ

高齢者の生きがいづくりに取り組む「ぽっぽ会」の活動の様子(高久田さん提供)
――ふたばネクストリーフの活動を進めるうえで大切にしていることはなんですか?
支援される側だけでなく、支援する側も幸せであることです。「できる人が・できるときに・できることを」をモットーに活動を続けたいと思います。
――今後はどのようなことに取り組んでいきたいですか?
今よりもっと多くの町民が関われる場をつくっていきたいです。ふたばネクストリーフとしての活動はもちろん続けていきますし、JR双葉駅前で盆踊りを行う団体などとも連携して、地域をともに盛り上げていけたらと思っています。また、双葉町に戻りたくても戻れない方がまだまだ全国各地にたくさんいますから、その方々が双葉町を訪れるきっかけや、今の町民と気軽に交流できる場も増やしていきたい。賛同してくれる仲間とともに、できることから動いていきたいです。
――最後に、双葉町への移住を考えている方へメッセージをお願いします。
移住者と従来からの町民という違いはあっても、日常のなかで少しずつ関係ができていく。その心地よい距離感が双葉町らしさではないかと私は思っています。顔を合わせるたびに挨拶を交わし、困ったときには互いに声をかけ合う。そんな日々のなかに暮らしやすさがあると思っています。町内にはまだ商業施設が少なく、不便なのではと思われるかもしれませんが、私は暮らしのなかで大きな不便を感じたことはありません。まさに「住めば都」です。
この地域への移住には、復興への貢献などの特別な志が必要だと思っている方もいらっしゃるかもしれません。でも、私自身が子どものための移住だったことからも分かるように、そうした特別な志は必要ありません。まずは自分や家族が心地よく暮らせる場所かどうか、ぜひ双葉町に来ていただき、町の空気を感じてほしいです。
高久田 祐子(たかくだ ゆうこ)さん
福島県いわき市生まれ。2022年10月、双葉町に移住。会社勤めのかたわら、地域の仲間と共に任意団体「ふたばネクストリーフ」を立ち上げ、子どもから高齢者まで幅広い人々に交流の機会を生み出している。
※内容は取材当時のものです 文・写真:髙橋晃浩
※本記事はふくしま12市町村移住ポータルサイト『未来ワークふくしま』からの転載です。
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