「ドメーヌ・タリケ」創業以来初の赤ワインを発表ブランドアイデンティティも全面刷新

「ドメーヌ・タリケ」創業以来初の赤ワインを発表ブランドアイデンティティも全面刷新

フランス南西部・ガスコーニュ地方の「ドメーヌ・タリケ」が、ブランドロゴを全面的に刷新した。あわせて新シリーズ「サン・タマン」を立ち上げ、白・ロゼ・赤・スパークリングの4アイテムを投入する。バス・ザルマニャックと白ワインを軸としてブランドイメージを築いてきた同ドメーヌにとって、赤ワインの商品化は初めてだ。

新ロゴは、「1912」の年号を記した旗を掲げる熊と、旗の先にとまる鳥を組み合わせたもの。ブランド表記は「DOMAINE TARIQUET/FAMILLE GRASSA」とされ、家族経営であることを前面に打ち出した。同社によれば、熊はドメーヌそのものと土地への忠実さを、ツグミ(グリーヴ)は喜びと軽やかさを象徴する。銅版画調のイラストレーションに、イエロー、青緑、ピンクの水彩を重ねた。

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オーナーのレミー・グラッサ氏は「家族の歴史と今日の期待に呼応する、喜びに満ちた親しみやすい表現を求めていた。ワインは楽しみと分かち合いの製品であり、イメージもそれを反映すべきだと考えた」とコメント。同じく共同オーナーのアルマン・グラッサ氏は「目的は美観だけではない。数世代にわたって築いてきた独自性に忠実であり続けながら、ドメーヌを現代に生かすことが課題だった」と述べ、意匠変更が販促施策にとどまらないブランド戦略上の位置づけであることを強調している。

画像1: 「ドメーヌ・タリケ」創業以来初の赤ワインを発表
ブランドアイデンティティも全面刷新

主要2アイテムのラベルデザインを刷新

ブランドアイデンティティの刷新とともに、「クラシック」と「プルミエール・グリーヴ」のデザインを大胆に変更した。アルマン・グラッサ氏は「異なるスタイルを表現しながら、両者は喜びと爽やかさという同じ発想を共有している。それぞれの個性を保ちつつ、我々の哲学と位置づけをより明確にした」としている。

2アイテムの概要は、以下の通り。

画像2: 「ドメーヌ・タリケ」創業以来初の赤ワインを発表
ブランドアイデンティティも全面刷新

クラシック 2025年
CLASSIC

原産地呼称:IGPコート・ド・ガスコーニュ
セパージュ:ユニ・ブラン、コロンバール、グロ・マンサン(辛口)、ソーヴィニヨン

1982年に誕生したドメーヌ最初のワインであり、タリケの開拓者精神を体現する1本。ガスコーニュの白ワインというカテゴリーの原点にあたる製品。ユニ・ブランを主体としたアッサンブラージュは、伸びやかな酸と柑橘や白い花を思わせる香り、そして自然な軽やかさが持ち味。生き生きとして親しみやすく、だれにも受け入れられる。「シンプルで、その場ですぐに喜びを届ける」というドメーヌ・タリケの当初からの哲学に忠実な設計だ。

画像3: 「ドメーヌ・タリケ」創業以来初の赤ワインを発表
ブランドアイデンティティも全面刷新

プルミエール・グリーヴ 2025
PREMIÈRES GRIVES

原産地呼称:IGPコート・ド・ガスコーニュ
セパージュ:グロ・マンサン100%

遅摘み収穫ブドウを使い丁寧に作り上げたキュヴェ。名称は、この時期にブドウ畑へ飛来する渡り鳥のツグミ(グリーヴ)に由来し、新ロゴの鳥のモチーフにも使われている。
甘みと爽やかさの均衡、トロピカルフルーツのアロマ、そして自然な果実の甘美さが魅力。表情豊かで、明るく、たっぷりとした余韻を持つ。

サン・タマン——低アルコールと飲食店需要を意識した規格構成

新シリーズ、サン・タマンは、ドメーヌの所在地区名に由来する。レミー・グラッサ氏は「我々が育ち、学校に通った出発の地であり、この名を冠することには極めて個人的な意味がある」と説明する。パッケージは既存のシリーズと明確に切り離され、ネイビーの太い書体とコラージュ調のグラフィックを採用。

構成は以下の通り。

画像: 左から『白 2025年』、『ロゼ 2025年』、『赤 2025年』、『発泡性 2023年』

左から『白 2025年』、『ロゼ 2025年』、『赤 2025年』、『発泡性 2023年』

画像: サン・タマン——低アルコールと飲食店需要を意識した規格構成

4アイテムすべてがアルコール度数11〜11.5%に抑えられている点がこのシリーズの大きな特徴。軽やかさを志向する近年の需要動向に正面から対応した設計といえる。加えて全アイテムに1.5Lマグナムを設定しており、飲食店およびシェア需要を意識した規格構成となっている。初となる赤は数量限定でのリリース。アルマン・グラッサ氏は「以前から赤ワインを構想していたが、フレッシュでしなやかな軽い赤という適切なバランスを見つけるまで時間をかけた」としており、人気の高い同社の白ワインに寄り添う設計に苦心した様子がうかがえる。

配信元: ワイン王国

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