パプリカの栄養と旨みをぎゅっと閉じ込めた「マッサ」のレシピ
パプリカの栄養と旨みをぎゅっと閉じ込めた「マッサ」のレシピ
年間を通して見かけるパプリカですが、旬は7月から10月。日本で販売されているパプリカの8割は輸入品ですが、宮城、茨城、熊本などで作られた国産のパプリカもあります。
もうじき旬を終えるパプリカの栄養と旨みをぎゅっと閉じ込めた「マッサ」のレシピをご紹介します。
材料
・パプリカ 2個(ヘタと中綿を除いて3330g程度)
・塩 30g
作り方
1. パプリカは洗ってに半分に切り、ヘタと中綿を取り除き6等分に切ります。
パプリカをカット
2. 1をビニール袋の中に入れて、塩をまぶして全体に塩がまわるように振り混ぜます。
カットしたパプリカをビニール袋に入れて塩をまぶす
3. 2のビニール袋の空気を抜いて袋の口を結び、タッパーの中に入れ、その上にお皿などを乗せて重しをします。
ビニール袋に入れたパプリカをタッパーに格納して重しを置く
4. 3を冷蔵庫に入れて、1週間ほど発酵熟成させます。
5. 発酵熟成が終わったら、水気を切り、パプリカの表面の水分もキッチンペーパーなどでやさしく拭き取り、干し野菜用の網やザルなどに並べます。
6. 日当りのよい場所で1日天日干しします。
(網にくっついてしまわないように、数時間ごとに裏表を変えてください。)
7. 干しあがったら粉砕しやすいように切り、ミキサーやフードプロセッサーなどで粗いペースト状にして出来上がりです。
発酵熟成ののち、天日干しして粉砕、粗いペースト状にして完成
作るとき・食べるときの注意点、使い方
マッサは辛くないので、お子様でも召し上がれますし、パプリカのビタミンは熱に強いので加熱しても使えます。
塩味が強いので、お料理の塩加減を控えめにして作ってください。
料理の下味やドレッシングに使ったり、普段の食事に添えてアクセントにしたりなど、深いコク、味わいのある甘み、爽快感のある後味を楽しみましょう。
保存方法、賞味期限
密閉できる清潔な瓶に空気が入らないように詰めて表面をならし、空気に触れさせないよう、少量のオリーブオイルで表面をふさいでください。
保存期間は1~2か月程度。冷蔵庫で保存してください。
パプリカの発酵調味料「マッサ」を手作りしよう!
ポルトガルの伝統的な万能発酵調味料であるマッサは、自宅で簡単に手作りすることができます。発酵熟成を待つ楽しみも味わいながら、ぜひ気軽に作ってみてくださいね。
配信: haccola(ハッコラ)
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