どうにかしたい!妊娠線とかゆみケア

どうにかしたい!妊娠線とかゆみケア

第1回 知っておきたい、妊娠中期の豆知識2!
妊娠すると、まず気になるのは妊娠線。つわりが終わり、食欲増加とともに体重が増加する妊娠中期に 現れることがあります。いったい、どうしてこうしたことが起きるのでしょう?

妊娠線ができるメカニズムとは?

妊娠線ができる大きな要因としては、急激に大きくなるお腹の皮膚が、その伸びるスピードに追いつかないことや皮膚が乾燥していること 。皮膚の表面は一緒に伸びますが、その下にある真皮や皮下組織 が急激な伸びについていけず、亀裂が生じて赤い線ができてしまうのです。それが妊娠線のはじまり。個人差もありますが、出産後は白っぽくなり、少し残ります。確実に予防できる方法はないものの、保湿剤を塗ったりマッサージを試したり、できるケアはやっておきましょう。

保湿剤を塗って妊娠線ケアをする妊婦

妊娠中に肌が乾燥する原因は?

また、妊娠中はホルモンバランスの変化で汗をかきやすくなるため、かゆみや湿疹に悩まされる一方で、乾燥肌になってしまったという妊婦さんも多いことでしょう。その原因は、肌の再生機能に不可欠なビタミンやミネラルが、赤ちゃんへの栄養分に使われ、母体に必要な栄養素が不足してしまうことが考えられます。食事はまず、ビタミンやミネラル分を妊娠前よりも多く摂取するよう心がけましょう。

妊娠線や乾燥を防ぐ保湿ケア

お腹や胸が大きくなるにつれ、皮膚がかゆくなる妊婦さんは3〜4人に1人程度現れます。かきむしると、肌が黒ずむ色素沈着につながりますので、まずは保湿クリームを塗って様子を見て、ひどい場合は医師に相談しましょう。

そして、妊娠線のケアはお腹が大きくなり始めるころからスタートし、臨月に入っても忘れずに続けること。下側の見えにくいところも、しっかりお手入れを心がけてださい。乾燥の激しい冬は、なおさら室内を加湿したうえで、肌の保湿を心がけて乾燥肌トラブルを予防することが大切です。
(文・妊婦手帳)


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同法人は「妊娠期から始める孤育て(孤独な子育て)予防」「コンテンツによる社会課題の予防・解消」を展開する子育て支援団体です。産前産後の母親やその家庭に、妊娠週日数や月齢に応じた赤ちゃんの成長の様子やアドバイスを送る事で、乳幼児虐待や産後うつなどを未然に防ぐことを目指しています 。
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