どうにかしたい!妊娠線とかゆみケア

どうにかしたい!妊娠線とかゆみケア

妊娠すると、まず気になるのは妊娠線。つわりが終わり、食欲増加とともに体重が増加する妊娠中期に 現れることがあります。いったい、どうしてこうしたことが起きるのでしょう?

妊娠線ができるメカニズムとは?

妊娠線ができる大きな要因としては、急激に大きくなるお腹の皮膚が、その伸びるスピードに追いつかないことや皮膚が乾燥していること 。皮膚の表面は一緒に伸びますが、その下にある真皮や皮下組織 が急激な伸びについていけず、亀裂が生じて赤い線ができてしまうのです。それが妊娠線のはじまり。個人差もありますが、出産後は白っぽくなり、少し残ります。確実に予防できる方法はないものの、保湿剤を塗ったりマッサージを試したり、できるケアはやっておきましょう。

保湿剤を塗って妊娠線ケアをする妊婦

妊娠中に肌が乾燥する原因は?

また、妊娠中はホルモンバランスの変化で汗をかきやすくなるため、かゆみや湿疹に悩まされる一方で、乾燥肌になってしまったという妊婦さんも多いことでしょう。その原因は、肌の再生機能に不可欠なビタミンやミネラルが、赤ちゃんへの栄養分に使われ、母体に必要な栄養素が不足してしまうことが考えられます。食事はまず、ビタミンやミネラル分を妊娠前よりも多く摂取するよう心がけましょう。