容量のよさも育児の力量
ママの要領のよさ、頭の柔軟性も、子育ての力量のうちです。「子どもは手作りの食事で育てなければいけない」と、そう思ってがんばりすぎている方に、「もっとガンバレ!」と追い討ちをかけるような情報ってどうなの?と感じます。
そもそも、栄養的な要素という視点から考えても、「手作り=最高」というわけではありません。「ファーストフードは絶対ダメ!」という意見も聞きますが、トータルでバランスが取れていれば、たまにはいいのではないかなぁと思います。子どもの食事は、全体でバランスがとれていればじゅうぶん合格だと思うのですが、いかがなものでしょうか。
「これを食べると頭が悪くなる」「これを食べると健康によくない」といった類の極端な節制はしなくていいと思います。食育は最低限の基本さえおさえていれば、あとは適当なところがあってもいいのではないかとも思います。肩の力を抜いて子どもの食事に向き合ってみましょうね。
※参考:ニュース(食・レシピ)「 毎日の離乳食作りに時間がかかる!どうすればいい?」〈 https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/4386 〉【著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨】、ニュース(食・レシピ)「疲れていても赤ちゃんには手作りの食事でなければいけないの?」〈https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/1064〉【著者:助産院ばぶばぶ院長 助産師HISAKO】
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配信: ベビーカレンダー(レシピ)