【梅雨】意外と知らない傘のお手入れ方法

第2335回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
傘が手放せない今の時期。使う頻度が高ければ高いほど、消耗スピードも速くなっていきます。デザイン性の高い傘やブランド傘、ビニール傘など傘には色々な種類があるけれど、何度も何度も買い直すのは正直もったいない! ビニール傘だって、比較的安価とはいえタダではありませんからね…。

そこで、少しでも傘を長持ちさせられるよう、意外と知らない傘のお手入れ方法を調べました。

使用後は“使いっぱなし”にしない

家に着いてすぐ、傘を畳んで玄関にある傘立てにそのまま放置していませんか?

もしかしたらそれ、傘の劣化を早めているかも。濡れたままの傘をそのまま畳んでしまうといつまでも乾かず、カビや錆びの原因になることもあるので、要注意です。

傘を広げて、玄関やベランダなどに干してからしまうだけで、カビや錆び、ニオイなどを防ぎやすくなりますよ。

ちなみに、たとえばマンションの共用スペースに傘を干すのが禁止されているなど、傘を干すスペースがないという場合は、浴室乾燥を使うという人もチラホラ見受けられました。

【梅雨】意外と知らない傘のお手入れ方法

撥水力を取り戻すには…

多くの傘には、撥水加工が施されていますが、新品ならまだしも使えば使うほどその撥水力は弱まっていきます。その原因は、「手」なのだとか。

傘の撥水加工は、フッ素系の撥水剤を用いることが多いそうなのですが、フッ素は油分に弱く、傘を畳む時などに手の脂が付着してしまうと言われています。

そのため、なるべく布地を触らないように心がけることが大事。もしもすでに「撥水力が弱まってきたな」と感じたら、防水スプレーを噴霧してみてください。

傘は丸洗い可能!

「傘を洗う」というのは、あまりピンと来ないかもしれませんが、傘には、雨の中に紛れたホコリなどが付着している可能性大。

洗濯用もしくは台所用の中性洗剤を10倍ほどに薄め、スポンジややわらかい布でやさしく洗い、しっかりと乾かすだけでお手入れ完了です。

またフッ素は熱がかかると復活するので、傘を乾かす際にはドライヤーを使って乾かすと、撥水力を取り戻してくれるかもしれません。

傘の出番が増える時期だからこそ、お手入れのことも忘れずに。どれも簡単にできるお手入れ法ばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
(文・山手チカコ/考務店)

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