●大事なのは会場選び。どんな点をチェックすればいい?
育児に追われる毎日のなかで結婚式の準備を進めるのはかなり骨が折れるもの。まずは、そうした大変さを汲み取ってくれる式場を選ぶことが何より重要なようです。パパママ婚の実施件数も多いホテル椿山荘東京でも、様々な点に配慮されているとか。
「お子様を育てながらの準備は、色々大変だと思いますので、ご希望に応じてメールで打合せを行うこともあります。準備期間の平均は半年くらいですが、時間がない方は最短1カ月での準備も可能です」(大野さん)
ほかにも、広めのキッズスペースや授乳室があるか? という点も重要なポイント。披露宴会場の新郎新婦や家族の席から見える場所に子どもが遊べるスペースがあれば、より安心です。なお、ホテル椿山荘東京ではベビーシッターを手配することもできるため、小さな子どもを抱えるパパママも式に集中して臨むことができます。
●子どものお祝いを兼ねて行うのもおすすめ
また、子どもが小さいうちは様々な行事ごとも多く、それらと並行して結婚式を行うのはけっこう大変。そこで、子どものお祝い事を兼ねて式を挙げてしまう手もあるのだとか。
「ホテルでも、ウエディングとは別ではありますが、料亭で『お食い初め』のメニューを用意しています。ホテルにお越しの際にはお子様のお祝いも兼ねて頂けるといいなと思います。結婚式をきっかけに七五三や成人式など、お子様の成長とともに、また訪れてくださる方も多いです」(大野さん)
他にもこんなポイントを盛り込むと、素敵なパパママ婚が叶うようです。
・子どもにリングボーイorガールをしてもらう
・子どもと一緒にバージンロードを歩く
・ふたりの紹介に加えて、子どものプロフィールも紹介。
・パパに協力してもらって、子どもからママへのサプライズお手紙を用意。
・お餅を背負わせたり、子どもにまつわるセレモニーを実施。
パパママ婚を成功させるためには、子どもを交えた家族の歩みをゲストに伝えることがポイントになる模様。演出のタイプも多種多様なので、プランナーさんにおすすめを聞いてみましょう。
(文・末吉陽子/やじろべえ)