「窯出しプリンのパフェ」
正直、プリンパフェ自体は、スイーツのなかでもそんなに珍しいものではないし、コンビニスイーツとして販売されていても不思議ではありません。
しかも、税込298円で、昨今のコンビニスイーツにしては値段も少々お高め。では、どうして紹介しようと思ったのかというと、それはズバリ「298円払う価値がある」と思ったから。
「窯出しプリンのパフェ」は、カスタードプリンやプリンムース、カラメルゼリー、ホイップクリーム、スポンジなど、様々なものが重ねられていて、超豪華なんです!
子どもも大人も楽しめるスイーツ♪
今回は、実際に「窯出しプリンのパフェ」を購入し、味見してみました。
見た目的には、そこまで大きくないようにも感じますが、中身がぎっしり詰まっているので、ボリュームは満点。パフェは甘いもの同士が重なり合うので、重くなりがちな印象がありますが、全体的に甘みはそこまで強くなく、一番上にあるプリンのカラメルと中間にあるカラメルゼリーのおかげか、胃腸の心配をせずにペロっと食べられました。
また、ホイップクリームの量も控えめで、主役であるプリンが占める割合が多めなのもうれしいポイント。子どもはもちろん、あまり甘いものが得意ではない大人でも十分に満足できそう!
ただ、ネット上には「おいしい!」というコメントがある一方で、「どこが窯出し?」「バニラビーンズすら入っていない」といった意見も…。
たしかに、バニラビーンズがあれば香りも豊かになるし、プリンが少し固めだから窯出し感があまりないというのは同意見です。本格派のプリンを求めている人にとっては、物足りないかもしれません。
ともあれ、ボリューム満点で、基本的に味も問題なし。298円を払うだけの価値はあると感じました。今日だけは、いつものコンビニスイーツよりも、ちょっと贅沢に。自分への“プチご褒美”に、「窯出しプリンのパフェ」はいかが?
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)