「親世帯側が原因で起こりがちなトラブルとしては、『良かれと思ってやっていることが、実はお嫁さんのストレスにつながっている』というものがほとんどです。たとえば、息子の好物や洋服を用意してひんぱんに届ける、というケースをよく耳にします」(二松さん 以下同)
●親世帯→子世帯は親切心が裏目に出ることが…
かわいい息子のために世話を焼きたい親心のおかげで、お嫁さんが用意した食事や洋服がムダになってしまっていることも…。ほかにも「寒いだろうから」と毛布などかさばるものを届けてしまうなど、「余計な差し入れ」に頭を悩ませているお嫁さんが少なくないという。
「厄介なのが、お嫁さんが気を使って『要りません』といえないのを『喜んでいる』と勘違いしてしまうお姑さんが多いこと。ひんぱんに差し入れをしている方は、それが本当に望まれているものなのか、もう一度考えてみる必要があるでしょう」
お姑さん自身はお嫁さんと仲よくしているつもりでも、実は相手から苦手意識をもたれていた、と後から気づくパターンも。そんなショッキングな事態に陥らないためにも、「何もいわない=気にしていない」という解釈をせず、相手の意思はしっかり確認しておきたい。
●子世帯→親世帯は「お金」がダントツの悩み
一方、子世帯が原因となって親世帯が困っているトラブルとしては、お金に関するものが多いそうだ。
「『毎週のように孫を預けに来るのに、食費もお礼のひとつもない』とモヤモヤしているお姑さんも珍しくありません。また、季節の変わり目に孫を連れてやってきて『おばあちゃんに服を買ってもらおうね』とおねだりしてくるお嫁さんに悩む方も…」
「孫が可愛いだろうから、喜んでお金を出してくれるはず」と金銭的に頼られてしまうと、後々まで続いてストレスになってしまう危険性がある。困っていることがあれば、関係が悪化する前にきちんと伝える勇気をもとう。
(ノオト+北東由宇)