そこで、お子さんによくある慢性的な不調(頭痛・アレルギー・足の疲れ)をケアする足裏マッサージを、サロン アンピール主宰の鈴木きよみ先生に教えていただきました!
『足裏の主な反射区図』も参考にしながら、ぜひトライしてみてください!
●『頭痛』…目の疲れからくることが多い、子どもの頭痛
「最近のお子さんの頭痛の原因はテレビ・ゲーム・スマホなど、目の疲れからくることが多いので、足の人差し指と中指の付け根にある目の反射区を刺激します」(鈴木先生 以下同)
1)左足の人差し指の付け根から上に向かって、手の親指で6回さすりあげましょう。
2)同じように、隣の中指も付け根から親指で6回さすりあげましょう。右足も同様に行います。
●『アレルギー』…花粉症などのアレルギーをケア
「お子さんの花粉症なども増えていますね。鼻水やせきのアレルギー症状が出たときは、足の親指の側面にある鼻の反射区と、足の甲の親指と人差し指の間のラインのど・気管、胸部リンパ腺の反射区を刺激します」
1)左足の親指の外側側面を、手の親指で図のようにひっかくように上から下へ6回刺激します。
2)手の親指で、左足甲の親指と人差し指の間の付け根から足首方向に向かって骨にそって6回さすりましょう。(1)と(2)を右足も同様に行います。
●『足の疲れ』…スポーツや一日の足の疲れをケア
「お子さんは、スポーツや遊びで一日走り回っているので、足に疲れがたまっていることもしばしばです。足の疲れは土踏まずができなくなる状態なんですね。なので、足の“土踏まずを作ってあげるようなイメージで土踏まず全体を刺激してあげてください。土踏まずのマッサージは、運動神経や持久力アップにもつながりますよ!」
手の拳で足裏の土踏まずのくぼみ部分を作るような感じで上から下へ6回刺激してください。右足も同様に行います。
お子さんの慢性的な不調や日ごろの疲れは、日々のケアが肝心! お母さんの足裏マッサージで次の日も元気いっぱいに過ごしてほしいものですね!
(構成・文/横田裕美子)