夫の年収をアップさせる「アゲ妻」が普段からよく使うセリフや言動について、夫婦問題に詳しい「恋人・夫婦仲相談所」所長の二松まゆみさんに聞いた。
1. 目を見て「ありがとう」をきちんと言う
「事務的な『ありがとう』を5回言うより、気持ちをこめた『ありがとう』を1回言うほうが、感謝の気持ちはより深く伝わります」(二松さん 以下同)
「ありがとう」は、自分は大切にされている、認められているという自己肯定感を高めてくれる魔法の言葉。毎日休まず会社に行って働いている夫への感謝の気持ちは、日頃から積極的に口にするようにしよう。
2. 「仕事のことは忘れておもいっきり休もう」
「家庭は今日の仕事の疲れを癒やし、明日のエネルギーをチャージする場所です。気分をリフレッシュさせ、気持ちを切り替えてもらうためにも、家庭と職場はまったく違う別世界であるという意識を持ってもらうようにしましょう」
時間に余裕がある日の夕食などは、「今日はイタリアンレストラン風」「居酒屋風メニュー」など、毎日の夕食を楽しく演出するという手もあり。共働き家庭なら気分をリフレッシュしたい休日に、お互いへのエールの気持ちでこのセリフを言ってリフレッシュしよう。
3. 「やっぱり、あなたすごい」
「仕事でも、家事でも、運転でも、趣味でも、ダンナさんがピカッと輝いて見えたときは、すかさずこの言葉を。いつも尊敬しているけどさらに確信できた、という気持ちを積み重ねていきましょう」
男性にストレートに効くのはやっぱりコレ!? とはいっても、いくつになっても誰かに褒められるのは男も女もうれしいもの。パートナーの言葉や行動を「すごい」と思えたときは、すぐさま素直に褒め言葉を伝えよう。
●夫のやる気を根こそぎ奪うNGワードは?
逆に、これを言ったら離婚に発展しかねない地雷ワードもある。
「『これしか稼がないなんて』という、年収の低さをバカにするセリフは絶対禁句です。一日の大半の時間を捧げている仕事の成果をそんな風に言われたら、自分に置き換えても気分が悪いはず。夫側も男としてもプライドがズタズタになり、妻への愛も一気に地に落ちます」
いったん口から出た言葉は取り返しがつかない。夫婦げんかでカッとなったときでも、これだけはうっかり口走らないよう気をつけよう。
(阿部花恵+ノオト)