●寝起きに1杯の水には賛否両論ある
便秘を解消するために昔からいわれている「寝起きに1杯の水」については、効果がある派とない派でわかれています。寝起きの水で、腸の動きを活発にするといわれていますが、一方では冷たい水が腸の動きを鈍くするという意見もあり、一概にどちらが正解とはいえなさそう。気軽に試せるので、自分の体質に合っているか1回試してみるのがいいかもしれません。ちなみに、水以外では、炭酸水や牛乳がよさそうです。
●朝食には炭水化物をとるようにする
朝は忙しく、簡単に手早くすませてしまうこともあるかもしれませんが、快便になるためには、炭水化物に含まれる食物繊維の摂取が大切。白米やブランフレークなどを食べるようにするといいでしょう。
●オリーブオイルで便を滑らかに
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は腸を刺激するといわれています。また、オリーブオイルを摂取することで便が柔らかくなり、腸内で便が止まらないようにする効果も。摂取量はスプーン3杯ほどがいいそう。朝食のパンにオリーブオイルをつけたり、サラダにかけたりすると、無理なく摂取できます。
●腸マッサージで便意を促す
自然なお通じをするために、腸をマッサージするのも効果的。おへその右ななめ下からスタートして、おへそを中心に「の」の字を描くように、4本の指で強めに押していきます。大腸の形にそってマッサージをすることで、溜まっていたものが動きだすのだとか。
快便になれば、体内の老廃物をしっかりと出すことができて、健康にも美容にもいいでしょう。2~3日に1回お通じがあれば、正常の範囲内といわれているので、4日以上お通じがない人は、前述のような方法で快便美人を目指してみてはいかがですか?
(文・奈古善晴/考務店)
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