魔法の健康習慣「めかぶファースト」とは?
新型コロナウイルスの影響で不安な日々が続く中、いつも以上に健康意識が増した方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、簡単に生活に取り入れられて、続けるのが苦にならず、お財布にも優しいのに、様々な健康効果が期待できる、夢のような方法「めかぶファースト」をご紹介します。
めかぶファーストの方法
【1】食事の最初にめかぶ1カップを食べる
【2】その後は普段通りに食事をするだけ!
【3】食後血糖値の上昇が緩やかに!
数年前に話題となった食事の最初に野菜を摂る食事法「ベジファースト」。肥満の予防などに効くといわれ、試してみたことがある方も多いのではないでしょうか。
「めかぶファースト」もベジファーストとやり方は同じ。めかぶを食事の前に食べるだけと、とっても簡単に取り入れられる健康法なんです!
なんと、めかぶを食事の前に食べると、食後の血糖値の上昇は「ベジファースト」を実践した時よりも抑えられることが研究により明らかとなったそう。
めかぶは切ったり洗ったりの手間がかからないから、すぐにでも取り入れられる手軽さが良いですよね。
血糖値が高いとなぜ良くないの?
血糖値は一定の時間が過ぎると元の正常範囲値にまで下がります。
食事を摂った後の血糖値が高くなりすぎ、元の正常範囲値に戻るのに時間がかかること、つまり血糖値が高い時間が長いことが健康には良くないのです。
日本では、40歳以上の5人に1人が食後高血糖状態にあると言われています。
「めかぶファースト」で塩・糖・脂をバリア!
減塩
国が推奨する塩分摂取量は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされていますが、平均して10g程の塩分を摂っている人がほとんど。
めかぶには塩分の排出を促す効果があるため、めかぶを食前に食べるだけで約1g減塩することができるんです。
ちなみに、塩分過多でない人がめかぶを摂取しても必要以上に塩分が排出されることはないとのことですよ。
糖尿病予防
糖質過剰の食事を続けると食後高血糖を招き、肥満になるだけでなくすい臓が疲弊していき、糖尿病のリスクが高まります。
そのほか、心血管疾患死亡のリスクやアルツハイマー型認知症のリスクも食後高血糖によって引き上げられるという研究結果が報告されています。
また、食後高血糖はダイエットの大敵! つまり、食後高血糖をコントロールすることが健康の鍵です。
肥満予防
海藻を食事の直前に食べるだけで脂肪の吸収量が減り、食後の中性脂肪の急激な上昇を抑える効果が確認されています。また、めかぶに含まれるフコキサンチンという成分には、体重や体脂肪を減少させる効果あるという研究結果も。
さらに海藻は低糖質(ローカーボ)かつ低脂質・低カロリーな食材のため太りにくい食材です。めかぶファーストはメタボ予防やダイエットに非常に効果的といえるでしょう。
配信: おうちごはん