トマトの酸味とチーズのコクのマリアージュを楽しんで
ペンネにしっかりと絡むこってりしたソースは、トマト、パルメザンチーズ、生クリームだけでできているとは思えないほど。コクが深く、味わいも豊かでパンにもよく合います。修業時代の日髙シェフが「おいしくてびっくりした」というのも納得です。
「鍋ひとつで、簡単においしくできるでしょう。ポイントは“生クリームを煮詰めないこと”と“トマトの風味”。だから、水っぽくて味の薄いトマトは不向きなんです。シンプルなレシピなので、最終的にはお好みの分量で作っていただければと思います」と日髙シェフ。
トマトの湯むきは少し面倒ですが、なめらかなソース作りのためにひと手間かけてみてはいかがでしょうか。
次回は「キャベツとツナの卵とじ」をご紹介します。お楽しみに!
取材協力
取材・文/古川あや
撮影/木下 誠
撮影/木下 誠