DaiGoが解説!子どもの将来がわかる「マシュマロテスト」とは?

第3回 メンタリストDaiGoが伝授・子育ては心理学でラクになる!
テレビやメディアで活躍中のメンタリスト・DaiGoさんが、子どもの将来がわかる「マシュマロテスト」を紹介!

●「マシュマロテスト」の結果で、その後の人生に大きな違いが!

「マシュマロテストとは、4歳の子どもを1人ずつ部屋に入れ、マシュマロを1つ置き、“マシュマロは好きな時に食べてもいいが、実験者が戻ってくるまで食べずに我慢出来たら、マシュマロがもう1つもらえる”という実験的テストのことを指します。この実験結果は様々ですが、彼らの数十年後を追跡調査したところ、実に面白い結果が出たのです」(DaiGo氏 以下同)

子の将来が分かるマシュマロテスト

「マシュマロテスト」の結果によって、その後の人生に大きな違いが現れたという。

「最後まで我慢してご褒美をもらえた子どもは成績が良く、誰からも好かれ、給料の高い仕事に就いていることがわかりました。一方で、誘惑に我慢できず途中で食べてしまった子どもは、後に問題行動を起こすことが多く、肥満率も高いことがわかったのです」

この実験で、子ども時代に身に付いた意志力がその後の人生を大きく左右すること、衝動や誘惑に負けない自制心が働く子どもは、その後成功する可能性が高いことが立証された。

それでは、心理学的に見て、自制心や意志力を鍛えること以外にも、子の可能性を広げるために親ができることはあるのだろうか。

「バラエティに富んだものを見せて好奇心を刺激する、子の“やってみたい!”という気持ちになるべく応えることが大切なのかなと思います。子どもの前にあるテーブルにいろんな選択肢を並べて子に選択させる、子ども自身の言葉で表現させるなど、親御さんが、日々の些細な行動を意識し、変えていくことで、子の可能性は自然と広がっていくと考えます。そして、自制心や意志力を持った子どもに育てたければ、まずは親である皆さんが自己コントロール力を鍛錬し、その姿をお子様に見せましょう。自然と子どもたちは変わっていくはずです」

子育てをラクに、いい子育てをしようと思ったら、変わるのはまず親である自分自身。メンタリストDaiGo流・子育て論の肝はそこにある!

(取材・文/蓮池由美子)

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DaiGo
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メンタリスト
慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒。大学在学中にイギリスのメンタリストDerren Brownに影響を受け、人間心理を読み、誘導する技術メンタリズムを学び始める。パフォーマーとしてTV出演をしていたが、現在は人間心理の理解を必要とする企業のビジネスアドバイザーや作家・講演家としても活動している。
慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒。大学在学中にイギリスのメンタリストDerren Brownに影響を受け、人間心理を読み、誘導する技術メンタリズムを学び始める。パフォーマーとしてTV出演をしていたが、現在は人間心理の理解を必要とする企業のビジネスアドバイザーや作家・講演家としても活動している。