●’16年のパワースポットは意外な場所?
「7年ごとに御柱祭が行われる諏訪大社、縁結びの神としても知られる平安神宮など、’16年も人気のパワースポットは存在します。ですが、僕が一番ママさんにおすすめしたいのは…猿山です! “申年だからって単純すぎない?”とお思いでしょうが(笑)、実はこれには深い意味があって、申年ってものすごく縁起がいい年なんですね。昔から、“魔が去る”“厄が去る”と言われ、悪いものがなくなってスッキリし、新しく進める年なんです。干支にまつわるものに触れることで運気が上がるので、今年はぜひ“上野動物園の猿山”に家族で出掛けてほしいですね。ここは、日本で一番猿が多く、18種類の猿がいるらしんですよ。申=猿、つまり“えん”とも読めますよね。猿は縁を結び、家族や子どもを大事にする動物なので、家族で見れば絆もグンと深まりますよ」(島田氏 以下同)
申年に赤いものを身につけると、さらに運気が上がると言われている。
「巣鴨でも、申年は、おばあちゃんたちがこぞって赤いパンツを買うので、売り上げが何倍にもなると言われています。ですから、お子様に赤いベビー服を着せたり、旦那さんに赤いネクタイをプレゼントしてもいいかもしれません」
有名なパワースポットを巡るよりも、大事にしてほしいスポットがあるという。
「一番近くで守ってくれているのは、地元の氏神様なんですね。ですから、年が明けたら、まずは自宅近くの神様をお参りして下さい。それから、子どもが通う保育園や学校の近く、旦那さんが働いている会社の近くの氏神様をお参りして、“見守っていてください”とお願いしてもいいと思います」
参拝の仕方にも、運気が上がる流儀があるという。
「諸説ありますが、僕が考える正しい順序は、お守りを買う→お参りをする→おみくじを引く。まずはお守りを買います。お守りは、売っている時はその他大勢のお守りなんですけど、それを買って、手の中に入れてお参りすることであなたの念が入り、あなただけのオンリーワンのお守りになります。そして最後におみくじを引くわけですが、おみくじというのは神様からのお言葉なんですね。自分がお参りをして、願った後の答えがおみくじなので、おみくじをお参りする前に引いてもまったく意味がないんですよ。今年は、ぜひこの順番でお参りして下さい」
氏神様をお参りして、その後は猿山へ! これであなたの家族のパワーもきっとUPするはず!
(取材・文/蓮池由美子)