成城石井の「ココナッツと黒タピオカのミルクティーゼリー」
成城石井のスイーツといえば、「生プレミアムチーズケーキ」や「葡萄と赤い果実ジュレの杏仁豆腐」、「モーモーチャーチャー」など、いろんなスイーツが有名ですが、今回筆者がみつけたのは「ココナッツと黒タピオカのミルクティーゼリー」(税別399円)です。
このスイーツは、ココナッツピューレを使用した生地に、シロップ漬けタピオカをのせ、さらにその上にアールグレイの風味のミルクティーゼリー重ねたスイーツに仕立てられています。
最近流行りのタピオカは「タピオカミルクティー」が一般的だから、スイーツに使われているのはちょっと珍しいかもしれませんね。
味はとってもおいしいけれど…
「ココナッツと黒タピオカのミルクティーゼリー」には、別添えの黒みつをかけて食べます。仕上げを自分でできるのはちょっと楽しいですね。
かけ終わったらあとは食べるのみ! いちばん上にあるミルクティーゼリーはつるんとした舌触りで芳醇な紅茶の香りが心地いいです。カップの底に敷かれたココナッツピューレはとろけるような食感&風味も◎。両方を一緒に食べると、絶妙な味わいで想像以上のおいしさになり、ちょっと感動。甘さが控えめなのもうれしいです。
しかし、しかしですよ。筆者がどうしても気になってしまったのはタピオカの食感。街中でよくみかけるタピオカミルクティーのタピオカは、もちもちとした弾力がおいしさのポイントですよね。一方で「ココナッツと黒タピオカのミルクティーゼリー」のタピオカは、柔らかさはあるものの弾力は感じられず…。ほかの部分は完璧だっただけにちょっと残念です。
少し減点ポイントはありますが、全体的にはとってもおいしいスイーツだからおすすめですよ。
(文・奈古善晴/オルメカ)
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