イワシの旬はいつ?種類ごとの違いと特徴を解説

脂がのって栄養たっぷりな旬のイワシはおいしいですが、種類によって旬の時期が違うことをご存知でしょうか。この記事では、イワシの旬や種類、栄養、またイワシが簡単に調理できる電気圧力鍋を使ったレシピをご紹介します。

日本で流通しているイワシは3種類!マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシ

イワシは日本海沿岸に生息する回遊魚で、その種類によっても旬が変わります。日本においてイワシと呼ばれるのは、主にマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの3種類です。ここからはイワシの種類ごとに、旬や特徴を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

イワシは種類ごとに味や食べ方が全然違う!それぞれの旬と特徴

3種類のイワシについて、旬や特徴をそれぞれ解説します。

【マイワシ】6~10月頃の旬には脂がのって刺身なども絶品!

日本でよく食べられているのがマイワシで、一般的に「イワシ」と言うとこのマイワシを指すことが多いです。マイワシは、主に6~10月頃の初夏から秋口にかけて旬を迎えると言われています。
マイワシは春に北上し、秋に南下します。この南下してきたマイワシは脂がのっておいしいとされています。調理も、刺身やつみれなど幅広く楽しめます。

体の側面に斑点が並んでいるのが特徴的で、大きさは20cm前後のものが多いです。マイワシは、大きさによって名前の変わる出世魚です。稚魚であればしらす、10cm未満であればアオコやヒラゴ、10cm前後ならコバ、15cm前後ならチュウバ、20cm前後ならオオバなどと呼ばれます。オイルサーディンにも加工されます。

【カタクチイワシ】旬は9月~1月頃で加工品も美味

カタクチイワシの旬は、9月~1月頃とされていますが、産地により旬が異なり、産卵前後以外であれば、1年中味わえるイワシと言えるでしょう。
カタクチイワシは、15cmほどで3種のイワシの中では小さく、タタミイワシ、煮干しやアンチョビなどに加工されることが多いです。

【ウルメイワシ】10月から2月が旬!鮮度が落ちやすいので干物や加熱調理に

ウルメイワシは、10月から2月が旬とされるイワシです。鮮度が落ちやすいため、干物や加熱調理に向いています。そのため、丸干しや目刺しで店頭に並ぶことが多いです。
目が大きく頭が小さいのが特徴で、3種類のイワシの中でも大きく、40cmを超える場合もあると言われています。

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