完全採食主義者のヴィーガンとは? ベジタリアンとの違いや取り入れ方を解説

ヴィーガンとは、動物性の食品を摂取しない「完全菜食主義者」のこと。最近では、ヴィーガンの認知度が高まり、食生活に取り入れている人も多いようです。そこで本記事では、ヴィーガンの概要や取り入れるメリット、取り入れ方を解説するとともに、おすすめのヴィーガン食材についても紹介します。

ヴィーガン食とは

キヌアと野菜とひよこ豆のサラダ

 

ヴィーガンとは、動物由来の食品を食べない人のことです。最初に、ヴィーガンの定義について紹介します。併せて、ベジタリアンとの違いも紹介するので、ヴィーガン食に関する正しい知識を身に付けてくださいね。

ヴィーガンの定義

ヴィーガンを日本語に訳すと「完全菜食主義者」という意味になります。植物性由来の食べ物だけを食べる人のことを指し、肉や魚に限らず、動物性由来の牛乳・卵・はちみつなども食べません。

 

また、食べ物以外の毛皮や動物性油を使った化粧品など、動物性由来製品も買わないことを徹底しています。

ヴィーガンはベジタリアンの1つ

ベジタリアンという言葉の方が聞きなじみのある人も多いでしょう。ヴィーガンはベジタリアンの中にある、さまざまなタイプの1種です。

 

先述したように、ヴィーガンは肉・魚以外にもはちみつや卵、化粧品等において動物由来のものをすべて排除した生活をします。一方、ベジタリアンは基本的に乳製品や卵などの摂取が可能で、身の回りの生活用品までは排除しないという違いがあります。

ヴィーガン食を取り入れるメリット

野菜とメジャー

 

限られた食品だけを摂取するヴィーガン。しかし、ヴィーガン食を取り入れることによって、健康面において期待出来るメリットがあります。そのメリットについて詳しく解説します。

1.食事のカロリーを抑えられる

ヴィーガン食では、高カロリーの食品をあまり使いません。なぜなら、植物性の食品は、動物性の食品に比べて低カロリーだからです。また植物性の食品には食物繊維が豊富に含まれており、満腹感を得やすいと言われています。その結果、摂取カロリーが減り、ダイエット効果が期待できるのです。

 

さらに、調理油や加工食品の使用を減らすことで、より大きな効果が期待できるでしょう。

2.腸内環境の改善が期待できる

悪玉菌が増えると、腸の運動能力が衰えてしまいますが、善玉菌を増やすことで改善する可能性があります。植物性の食品を摂取すると、お腹の調子が整ったり、善玉菌が増えたりします。それによって、腸内環境の改善や腸の運動能力が復活し、便秘解消も期待できるでしょう。

3.健康的な肌に近づけられる

2. で紹介したように腸内環境が改善すれば、肌の調子が整うことにもつながります。例えばニキビや吹き出物。これらができるのは、食べ物・睡眠・ストレスなどさまざまな原因があり、特定するのは難しいですが、乳製品の摂取を控えることで改善される可能性もあります。

 

ただし、原因が不特定である以上、他の要因の可能性も考え、健康的で規則正しい食生活・生活リズムを心がけることが大切です。

 



  • 地中海式ダイエットで美味しく痩せる! 無理なく続けられる秘訣とは…?

関連記事: