セックスレスと浮気の関係について夫婦が知っておくべきこと7つ

セックスレスと浮気の関係について夫婦が知っておくべきこと7つ

3、旦那がセックスレスで浮気するケース

(1)夫がセックスレスになる理由とは

セックスレスの状況として、「妻が求めても夫が応じてくれない」という声は多いです。

夫が妻との間でセックスレスになる理由として、以下のようなものが挙げられます。

  1. 妻に女性としての魅力を感じない
  2. 妻にセックスを拒否されたことがある
  3. 風俗などで性欲を満たせる
  4. 勃起不全(ED)
  5. 性的な自信の喪失

「1.」の理由については、女性側からすると身勝手と思われても仕方がないかもしれません。

反面、加えて、興信所のデータによると、妻から「関係がなくても平気だと言われた」「会話もなくなってセックスも拒まれた」ことを理由に自信を喪失したという声も聞かれます。

一般に男性は心理的に繊細な人が多いとも言われますが、自分のセックスや性的機能を否定されたり、セックスを拒否されたことが理由となって、妻とはセックスが出来なくなったという人も実際にいるのが現状です。

加えて、男性でも「何度も顔を合わせるうちに惹かれた」ことが浮気のきっかけになることからすると、職場で女性と顔を合わせやすい、キャバクラなどにも通いやすい男性には、セックスレスがきっかけで浮気に至る環境は少なくないといえるでしょう。

(2)気を付けたい産後のセックスレス

夫が、妻の産後にセックスレスになるケースは、男女の性差も関係する問題です。

夫側からすると、「出産をした妻を女性として見られなくなった」「授乳しているすがたを見てからセックスレスになった」という感覚的な声が聞かれます。

他方、妻側からすると、産後セックスレスにはホルモンが大きく影響します。

女性ホルモンは、妊娠中に最大限に高まり、出産と同時に激減し、これが産後うつやマタニティブルーにもつながる原因になります(産後うつについて詳しくは「「産後うつ」かもしれないと思ったら知っておくべき19のこと」をご参照)。

女性ホルモンが減少する代わりに、プロラクチンという授乳ホルモンが分泌され、育児のストレスを耐えられる状態にしてくれるのです。

したがって、産後の女性は、女性ホルモンが極めて少ない代わりに、母性が高まっている状態なので、身体の状態そのものが、性欲が起こりにくい状態になっているのです。

産後セックスレスが続いて浮気に至ったという話はよく聞くところですが、産後の体調やホルモンの状況を分かったうえで対応すると、産後セックスレスが原因による浮気の防止にもつながりやすいといえるでしょう。

4、セックスレスで浮気されないための予防策

セックスレスで浮気をされないためには、どういう対応が有効でしょうか。

それにはまず、セックスレスの原因を探るところから始める必要があります。

そもそも夫または妻に性欲がないのか、過去のトラウマが原因になっているのか、特に夫の場合は風俗店などで性欲を発散する機会があるのか、そもそも性的嗜好に違いがあるのか…など、セックスレスの原因は夫婦によって様々です。

一番良いのは、感情的にならず、お互いに会話から始めることです。

セックスレスの夫婦には、セックスレス以前に会話レスだったという夫婦の話も少なくありません。

また、セックスレスの問題は、一人で悩んでもより深みにはまってしまい、妻や夫に対して素直に接することが出来なくなることもあるでしょう。

最近は、SNSで、セックスレスの夫婦が悩みを打ち明け合うコミュニティもあります。

不満を他人に打ち明けて、ご自身で問題を整理してから、ゆっくり話し合うのも有効な方法と言えるでしょう。

もし、原因が勃起不全(ED)などにある場合は、しっかり治療を受けることが大切です。

性交痛が原因でセックスレスに至るといった場合、子宮頸がんなどの問題がある可能性もあるので、夫婦のどちらも、治療に向き合うことをお勧めします。

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