傘の基本的な切り方3パターン
続いて、しいたけの傘部分の切り方(薄切り、そぎ切り、みじん切り)とそれぞれに合う料理をご紹介します。
薄切り
ひだを下にして置き、3~5mm程度の厚さに切ります。
しいたけは柔らかいので、強く押すように切ると傘が潰れてしまいます。刃を軽く当てて引くように切ると綺麗に仕上がります。
薄切りにしたしいたけは香りが引き立つので、炒め物やスープに使用するのがおすすめです。
【おすすめレシピ】大根おろしスープ
大根おろしスープ
大根、しいたけ、小ねぎ(あれば)、○鶏ガラスープの素、○しょうゆ、○酒、○塩・こしょう、ごま油
調理時間:10分
そぎ切り
ひだを下にして置きます。包丁の刃を斜めに寝かせて当て、左側からそぐように手前に引いて切りましょう。
そぎ切りしたしいたけは、切り口が広いため味がしみこみやすく、火も均等に入りやすくなります。煮物などの煮込み料理に使うのがおすすめです。
【おすすめレシピ】厚揚げとしいたけの炒め煮
厚揚げとしいたけの炒め煮
厚揚げ、しいたけ、小ねぎ(あれば)、○しょうゆ、○酒、○オイスターソース、○鶏がらスープの素、○しょうがチューブ、片栗粉、ごま油
調理時間:15分
みじん切り
薄切りにしたしいたけを重ねて細切りにし、横向きに置いて細かく刻みます。
みじん切りのしいたけは、ひき肉料理と一緒に混ぜると独特の味や食感を感じにくくなり、しいたけが苦手な人でも食べやすくなります。しいたけの香りが苦手な方は、ひき肉料理の中でもにんにくや生姜を使用するレシピに加えるといいですよ。
傘の飾り切り3選
お正月などのお祝い事でよく見かける飾り切り。切り込みを入れることで味がしみこみやすくなるため、煮物や鍋料理に適した切り方です。一見難しく思えますがコツを押えれば簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。
花切り
傘の部分に、包丁で斜め45度の切り込みを入れます。しいたけの向きを変え、逆方向からも同様に切り込みを入れましょう。
「*」の形になるように、1の工程を繰り返せば完成です。
松切り
花切りにしたしいたけを、松の形になるように半分に切ります。
亀甲
ひだを下にして、両端を平行に切ります。
続いて、上下をハの字になるように切りましょう。
最後に、甲羅をイメージして格子状に切り込みを入れれば完成です。
花切りや亀甲の飾り切りで余った部分は、細かく刻むなどして他の料理に活用してくださいね。
配信: トクバイニュース