コンビニやスーパーでも市販されているレモン水。「ダイエットによい」「デトックス効果がある」などと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。レモン水にはダイエットや健康によい効果が期待できるのか、管理栄養士が解説します。あわせて自宅で簡単にできるレモン水の作り方も紹介しますので、気になる方は参考にしてみてくださいね。
レモン水とは
レモン水とはレモンの果肉を漬け込んだり、果汁を混ぜたりすることで水に風味づけをしたものです。ほのかに感じる酸味と香りが魅力で「フレーバーウォーター(デトックスウォーター)」のひとつとして人気を集めています。
レモン水に含まれる栄養素
レモン水を飲むと、わずかではありますがレモン由来の栄養素を摂ることができます。ここで、レモンに含まれる代表的な栄養素を紹介します。
ビタミンC
レモンのビタミンC量は100gあたり100mgと、フルーツの中でもトップクラスです。ビタミンCは肌の弾力やツヤを生み出すコラーゲンを作り出すのに役立ちます。
またビタミンCは強い抗酸化力を持ち、シミの原因となるメラニンの生成を防ぐ効果が期待できます。健やかな肌を手に入れるために欠かせない栄養素のひとつです。
クエン酸
レモンの酸味は「クエン酸」によるもので、エネルギーの代謝をサポートする働きがあります。クエン酸は「疲労回復を助ける効果が期待できる」とされる一方で、現段階では人における有効性についてデータが十分ではないともいわれており、引き続き研究が続けられているようです。
※参照:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「「健康食品」の安全性・有効性情報」
配信: トクバイニュース