●占い師ではなく、媒体によって違いが生じる
結果に差があるのはどうしてか? その答えはズバリ! 「どの媒体で発信するか」ということ。それぞれの媒体によってターゲットになる性別や年齢層が違ってきます。女性ファッション誌なら20~30代の女性、お昼のワイドショーなら主婦層、朝の情報番組なら老若男女問わず不特定多数をターゲットにすることが多いのです。
例えば、「人が集まる場所に」という結果は、「会社帰りの飲み会で」、「サークルやイベントで」、「スーパーで」など色々な言い方ができますよね? これが皆さんに違和感を与えている要因のひとつです。
●同じ占術の占い師でも結果が違うけど?
ひと口に占いと言っても、「星座占い」と「動物占い」では占術が異なります。しかし、たとえ占術が同じだとしても、結果が同じとは限りません。占い師のなかには「運命を変えられる」という人もいれば、「運命は変えられない」という人もいますよね。占い師にもそれぞれ独自の、物事を見る角度やポリシーの違いがあることから、同じ結果でも捉え方や伝え方が変わってくるのです。
●占い師の意見をもとに自分なりに判断する
占いのデメリットには、科学的根拠が乏しいことが挙げられます。占いを鵜呑みにするのはとても危険なこと。占いの結果を信じて実践したら、「結婚が破談になった」「念願の彼氏に捨てられた」というネガティブな体験談もチラホラ…。占いは「予言」ではなく、一種の「アドバイス」と捉え、最終的には自分で決断することが大切です。
自分の人生は自分で決める! その過程のひとつのアドバイスとして占いを利用すれば、よりプラスになっていくかもしれません。
(文・明日陽樹/考務店)
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