冬と夏で「ほうれん草の栄養」は変わる!?気になるカロリーとダイエットおすすめレシピ【管理栄養士が解説】

冬と夏で「ほうれん草の栄養」は変わる!?気になるカロリーとダイエットおすすめレシピ【管理栄養士が解説】

ほうれん草に含まれる栄養素

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ほうれん草に含まれる主な栄養素と、期待される働きは以下の通りです。

鉄は鉄欠乏性貧血予防に欠かせない栄養素です。貧血では、動悸、息切れ、疲労感、頭痛といった症状がみられることがあります。

とくに月経のある女性は不足しがちのため、意識して取り入れましょう。

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲン生成に必要な栄養素で、皮膚や粘膜の健康を守ってくれる働きがあります。

また植物性食品に含まれる鉄の吸収率を高める働きもあり、ほうれん草に含まれる鉄を効率的に摂取できます。

ビタミンA

ビタミンAは目の健康を保ち、皮膚や粘膜の健康維持にも大切な働きをします。

また抗酸化作用があり、老化、がん、免疫機能の低下の原因となる活性酸素を取り除くのに役立ちます。

ほうれん草料理のカロリーを抑えるコツ

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ほうれん草料理のカロリーを抑えるなら、油やバターの使用量を控え、脂質の多い肉類やベーコンなどと組み合わせた料理を避けるようにし、さっぱりとした料理にするのがよいでしょう。

お浸しや和え物、サラダ、汁物などがカロリーを抑えやすく、おすすめです。

しかし、ほうれん草に含まれるビタミンAは脂溶性ビタミンといい、油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。全ての料理に油を使わないのではなく、1品だけは油も取り入れるなどの工夫をすると、ビタミンAのような脂溶性ビタミンをムダにせずに摂ることができます。

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