健康的にやせるには、食事内容の見直しが大切!
身体に負担をかけず、リバウンドを予防しながらやせるには、単品ダイエットよりも普段の食事を整えることがおすすめです。栄養がかたよりすぎていないか、食事量や間食が多すぎないかなど、食事内容を見直すことから始めてみましょう。
栄養バランスを意識する
食事は毎回、主食・主菜・副菜と揃えるのが理想です。毎食3点を揃えると、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど、栄養素をバランスよく摂取できます。さまざまな食材を組み合わせ、まんべんなく栄養を摂取するように心がけましょう。
食事の適量はどのくらい?「食事バランスガイド」を確認してみよう
自分に合った食事量を確認するために活用したいのが、厚生労働省と農林水産省が公表している「食事バランスガイド」です。
食事バランスガイドとは、「1日に何をどれだけ食べたらよいか」をわかりやすくイラストに示したもの。料理を大きく5つのグループに分け、それぞれの適量を「〇つ」もしくは「〇SV(サービング)」という独自の単位であらわしています。
食事バランスガイドによると、活動量がふつう以上の成人女性の場合、以下のような目安量が推奨されています。
【1日に必要なエネルギー量:2200±200kca(18~69歳、女性、身体活動量「ふつう」以上の人)】
・主食…5~7つ
・副菜…5~6つ
・主菜…3~5つ
・牛乳・乳製品…2つ
・果物…2つ
1日に必要なエネルギー量や、料理グループごとの目安量は、活動量の多さ・性別・年齢によっても変わってきます。
農林水産省のホームページでは、それぞれ「1つ」あたりの目安量や、料理の具体例などをくわしくチェックできます。食事バランスガイドで自分の適量を確認し、目安量におさまるように普段の食事量を調整してみましょう。
バナナをダイエットに取り入れるなら、1日1本を目安に
やせる効果を期待して、バナナを大量に食べることはおすすめできません。しかし適量を楽しむ程度であれば、「太るかもしれない」と気に病む必要はないでしょう。
先に説明したように、バナナにはオリゴ糖やカリウムなど、身体にうれしい栄養素も含まれます。1日1本ほどを目安に、デザートや間食という位置づけで取り入れるようにするとよいですね。
【関連記事】
バナナの栄養はエネルギー補給にぴったり!熟度による違いも解説
年中手ごろな価格で手に入り、食べやすい形と味わいが人気のバナナ。実はさまざまな種類の糖質が含まれており、私たちの身体の優秀なエネルギー源となってくれる果物なのです。そこで今回はバナナに含まれる栄養成分と期待できる効果について、管理栄養士が解説します。
【管理栄養士が解説】バナナ=太るは誤解?カロリーとダイエット中の取り入れ方のコツ
パパッと皮を剥くだけで簡単に食べられるバナナは、濃厚な甘みが魅力でおやつにもピッタリです。しかし甘さを強く感じることから「カロリーが高いのでは?」「ダイエット中は避けた方がいいのかな?」と心配になることも。そこで今回はバナナのカロリーについて管理栄養士が解説します。気になる糖質の量や1日の摂取量の目安も紹介するので、ダイエットをしているという方はぜひお役立てください。
「バナナだけでやせる」よりも「食事を整えたうえでバナナを楽しむ」のが健康的にやせるコツ
バナナダイエットは魅力的に感じる点も多いダイエット法ですが、栄養のかたよりやリバウンドが心配です。やせたいと思ったら、まずははじめに食事を見直すことから始めてみませんか?バナナも適度に楽しみながら、健康的な減量を目指しましょう。
配信: トクバイニュース
関連記事: