お酢はダイエットに効果的?お酢を使った簡単さっぱりレシピをご紹介!

日本料理に欠かせない調味料の中の一つであるお酢。
体に良く健康的なイメージを抱いている方も多いと思いますが、実はダイエットにも効果があるのをご存じでしょうか?
もちろんお酢だけで痩せるわけではありませんので、運動や食事の見直しも大切です。ダイエットのサポートとして上手に取り入れていきましょう。
そこで、本記事ではお酢が体にどんな効果を与えるのか解説するとともに、お酢を使ったおすすめのレシピを紹介します。

お酢がダイエットに効果的な理由

 

お酢のどんな効果がダイエットに繋がるのでしょうか?

具体的に解説していきます。

 

脂肪の燃焼を促す

お酢に含まれるクエン酸とアミノ酸には、脂肪の燃焼を促す効果が期待されています。

クエン酸は、糖質が脂肪として蓄積されるのを防ぎ、エネルギーとして使用されるよう働きかけてくれます。アミノ酸には溜まった体脂肪を分解し、脂肪燃焼を助ける働きがあります。

有酸素運動をする30分〜1時間前にお酢を飲むことで脂肪の代謝が促進されるため、効率よく脂肪を燃焼することができるのです。

 

お酢の中でも黒酢、もろみ酢、香酢はアミノ酸を多く含むため、脂肪燃焼効果が高いとされていますよ。

また、クエン酸やアミノ酸は筋肉痛を軽減するなど、疲労回復にも役立ちます。脂肪燃焼した後の疲労回復のサポートをしてくれるため、ダイエットの強い味方となってくれるのです。

 

血糖値の上昇を防ぐ

血糖値が急激に上がることはダイエットによくありません。

お腹がすいている時に炭水化物やお菓子など糖質が主体の食べ物を摂取しすぎてしまうと、血糖値が急上昇してしまいます。この時、インスリンと呼ばれる糖を分解するためのホルモンが過剰に分泌されてしまい、脂肪が蓄積され太りやすい体になってしまうのです。

お酢の中に含まれる酢酸には血糖値を緩やかにしてくれる働きがあります。

血糖値の急激な上昇を繰り返すことで、肥満だけでなく糖尿病などの病気にかかりやすくなりますので、お酢をうまく取り入れて血糖値をコントロールしていきましょう。

 

内臓脂肪を減らす

 

ポッコリ出ているお腹が気になったことはありませんか?それは、食べすぎや運動不足により内臓脂肪が溜まっているからかもしれません。

見た目が気になるだけでなく、高血糖や高血圧など体にたくさんの悪影響を及ぼしますので注意が必要です。

お酢にはそんな内臓脂肪を減らす働きがあります。

 

大手お酢メーカーミツカンによる研究では、毎日朝晩2回大さじ1杯ずつのお酢ドリンクを、12週間継続して摂取した人の内臓脂肪が4.9%減少したという結果が出ました。

内臓脂肪だけでなく体重、腹囲、BMI、血中中性脂肪にも効果があったようです。

お酢の摂取を毎日コツコツと継続することが、ダイエット成功のカギとなるかもしれませんね。

便秘にも効果的

 

便秘になることで代謝が下がり、老廃物を体の中に溜め込むようになります。その結果、太りやすい体質をつくってしまうのです。

 

お酢には、便秘解消に必要な成分であるビタミンCの吸収を助けてくれる効果や、炭酸ガスを生み出すことで腸を刺激してくれる効果が期待できます。

 

他にも、お酢に含まれる成分である酢酸は、便秘解消に欠かせない善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれる働きがあります。

 

しかし、健康にいいからと言って、摂取しすぎたりそのまま飲んでしまたりすると胃腸に負担がかかります。1日15cc~30ccを目安に、料理の調味料として使ったり、ドリンクとして薄めたりしてから取り入れるように注意しましょう。

 

お酢を手軽に取り入れられるレシピ4選

お酢を使った簡単レシピを4つ紹介します。

酢や塩を多く使った料理は比較的長く冷蔵保存しておくことができます。常備菜としてまとめて作り置きすることで、忙しい毎日の食事の準備の負担を減らせるといいですよね。

 

大根と柚子の甘酢漬け

 

お酢を使った定番料理といえば酢の物。火を使わず食材を和えるだけで簡単にできあがるのはとても嬉しいですよね。ここでは、大根と柚子の甘酢漬けのレシピを紹介します。

ゆずの香りがアクセントになっているさっぱりとした味わいが特徴です。

 

<材料>

・大根:1/2本

・塩:小さじ2

 

合わせ酢の調味料

・砂糖:大さじ2

・塩:小さじ1/2

・酢:大さじ3

・ゆずの皮:1/4個

 

<作り方>

  1. ゆずの皮を千切りにする
  2. 大根の皮をむき、スライサーで薄切りにする
  3. ボウルに薄切りにした大根と塩を入れてよくもみ込んで10分置く
  4. 耐熱ボウルに合わせ酢の調味料を混ぜ合わせ、ふんわりとラップをしてレンジ600Wで30秒加熱し、よく混ぜる
  5. 保存袋に水気を良く切った大根、合わせ酢、ゆずの皮を入れてよくもみ込み、30分冷蔵庫で冷やして完成

 

大根をなるべく薄く切ることが、漬け込む時間を短縮するポイント!

辛いのが好きな人は鷹の爪をいれるとピリッとして美味しいです。鷹の爪に含まれているカプサイシンが体の代謝を向上させるサポートをしてくれるため、ダイエットにも良い効果が期待できますよ。

 

 

山芋とオクラの酢の物

 

疲れを感じた時、栄養価が高く疲労回復に役立つネバネバ食材を使った料理を食べてみてはいかがですか?

ここでは、山芋とオクラの酢の物のレシピを紹介します。

 

<材料>

・山芋:1/4本

・オクラ:10本

・酢:大さじ2

・しょうゆ:大さじ1

・砂糖:小さじ1

・ねりからし:小さじ1/3

 

下処理用

・酢:大さじ1

・塩:適量

 

<作り方>

  1. 山芋の皮をむいてさいの目切りにし、酢大さじ1を加えた氷水につけておく
  2. オクラを塩でもんで表面を滑らかにする
  3. オクラを1分塩ゆでして冷水にとり、輪切りにする
  4. ボウルに調味料を全て加え、よく混ぜる
  5. 4にオクラと、酢を洗い流して水気を切った山芋を加え、全体を和える
  6. 盛り付けの最後にかつおぶしを散らしてできあがり

 

オクラのネバネバと山芋のシャキシャキとした食感が楽しい一品です。

うどんやそうめん、おそばにかけて食べるのも相性抜群!

 

鯵の南蛮漬け

 

酢は副菜だけでなくメイン料理にも大活躍!

ここでは、鯵の南蛮漬けのレシピを紹介します。

酸っぱすぎず食べやすいですし、野菜もたくさん取ることができるので子供がいる家庭にも嬉しい栄養満点メニューです。

 

<材料>

・小鯵:8匹

・玉ねぎ:1/4個

・パプリカ:1個

・片栗粉:適量

 

調味料

・酢:100ミリリットル

・ほんだし顆粒:小さじ1

・醤油:小さじ2

・砂糖:大さじ2

・塩:小さじ1/3

 

<作り方>

  1. 鯵を3枚におろす
  2. 玉ねぎをスライス、パプリカは薄く千切りにする
  3. 容器に調味料を入れて溶き、切った野菜を入れる
  4. 鯵全体に片栗粉をまぶし、180度の油で揚げる
  5. 揚がったらキッチンペーパーで軽く油を切り3の容器に入れる
  6. 鯵の両面に液をたっぷり漬けて浸し、30分以上置いたらできあがり

 

翌日にはさらに味が染みて最高です。

ごはんのおかずとしてはもちろん、お酒のつまみにもおすすめですよ。

入れる野菜や魚を変えることで簡単にアレンジできるのでぜひ作ってみてくださいね。

 

きのこのマリネ 

 

 

食材をオイルや酢に漬けて作るマリネ料理をご存じでしょうか。

ここでは、きのこのマリネのレシピを紹介します。

ビタミンや食物繊維豊富なきのこをたっぷり使ったダイエットにぴったりの一品です。

 

<材料>

・しめじ:1パック(200グラム)

・えのき茸:1パック(200グラム)

・椎茸:5枚

・塩:小さじ1

・こしょう:少々

 

マリネ液の調味料

・醤油:大さじ1と1/2

・酢:大さじ2

・オリーブオイル:大さじ3

・砂糖:小さじ1/2

 

<作り方>

  1. 石づきなどを切り落としてから、椎茸は3~5ミリ幅、えのき茸は半分に切る
  2. 大きめの耐熱ボウルに、切ったきのこを軽くほぐしながら入れる
  3. 塩とこしょうを入れて箸で軽く混ぜ、下味をつける
  4. ボウルにラップをして、600Wのレンジで3分加熱する
  5. 一度取り出してから上下を返すように混ぜる
  6. ラップを戻して、再度600Wのレンジで3~4分加熱する
  7. マリネ液の調味料を加え、全体を混ぜ合わせる
  8. 粗熱が取れたら冷蔵庫で少し置いて完成

 

好きなキノコを入れて自分好みの味にしてみましょう。おろしにんにくや黒コショウをいれて風味を利かせるとさらに食欲をそそられますよ。

冷蔵で5~6日程度保存できるので、作り置きの常備菜としてたくさん作っておくと便利です。

 

関連記事: