旬の食材で春らしいパスタを作ろう
ホタルイカと菜の花のパスタ
春になるとスーパーでも見かけることが多くなるホタルイカは、3~5月ごろが旬。この時期のホタルイカは格別のおいしさで、柔らかくて甘みがあるのが特徴です。
おいしいパスタのレシピを数多く生み出している@binanpastaさんも、春パスタの食材で一番好きなのはホタルイカなのだとか。
同じく今が旬の菜の花と合わせてパスタにすれば、菜の花のほろ苦さとホタルイカの濃厚な旨みが合わさった至福の一皿に仕上がりますよ。
材料(1人前)
・パスタ……80g
・ホタルイカ……30g
・菜の花……30g
・にんにく(みじん切り)……1片
・アンチョビフィレ……2枚
・オリーブオイル……大さじ1
・茹で汁……適量
・鷹の爪……適量
・塩……適量
作り方
1. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で香りを移していく。
2. 沸騰したお湯の中に塩を入れてパスタを茹で始める。
3. にんにくの香りがしてきたらアンチョビを加え、ヘラやトングでほぐしてから鷹の爪を加える。
4. 菜の花をパスタと同じ鍋に入れて1分ほど茹でる。
5. フライパンにホタルイカと4の菜の花加えたら、ホタルイカがぷっくりとするまで炒める。
6. 茹で汁を加えてソースの味を整える。
7. 茹で上がったパスタとオリーブオイルを適量フライパンに加え素早く混ぜ合わせる。
8. お皿に盛り付けたら完成。
レシピ出典:Instagram(@momom.atsu)
ホタルイカとアスパラと新玉ねぎのパスタ
ホタルイカを使ったパスタのおいしさを知ったら、さまざまなアレンジに挑戦したいところ。
@haruna.bbさんは、ホタルイカにアスパラと新玉ねぎを合わせて。どちらも春が旬の食材で、みずみずしいおいしさが味わえます。
ソースはアンチョビたっぷりのオイルベースで、お酒が進みそうな味わいです。
ホタルイカはクリームパスタやトマトパスタなどにも相性ぴったりなので、お好みのアレンジで楽しんでみてくださいね。
くたくたブロッコリーとしらすのパスタ
一年中食べられるしらすですが、旬は春と秋。春しらすは脂がのって甘みがあると言われていて、パスタにもぴったりな食材です。
@marievolution731さんは、お子さんがモリモリ食べてくれるパスタを作ろうと、しらすにブロッコリーを合わせて。レモン、チーズ、オリーブオイルなどでシンプルに味付けしたところ、3回もおかわりしてくれたそう。
大人は鷹の爪をプラスして、ペペロンチーノ風にしてもおいしいそうですよ。
材料(2人分)
・パスタ……2人分
・しらす……1パック
・ブロッコリー……5〜6房
・にんにく(みじん切り)……1片
・オリーブオイル、塩、レモン……適量
・粉チーズやパルミジャーノ……お好みで
作り方
1. ブロッコリーを芯と房に分けて小さめにカットする。
2. パスタを茹で始めるときに茎の部分も一緒に茹でる。残り3分になったら房の部分のブロッコリーも入れる。
3. パスタを茹でている間にフライパンににんにく、オリーブオイルを入れ火にかけ、香りがたったらパスタの茹で汁を加えて乳化させる。
4. 茹で上がったパスタはブロッコリーごとザルにあげ3に戻し、しらすも入れて和えるように炒める。味をみて塩とオリーブオイルを足す。
5. お皿に盛り付け、レモンの皮を削り入れたら出来上がり。
レモンをキュッと絞ったり、チーズをかけたりお好みで召し上がれ。
レシピ出典:Instagram(@marievolution731)
空豆のレモンクリームパスタ
春から初夏にかけて旬を迎える空豆。ほのかな甘みとホクホクとした食感がおいしいですよね。
クリームソースと相性が良いので、クリームパスタはぜひ作りたいところ!
@momom.atsuさんは、レモンを効かせたレモンクリームパスタに。爽やかな見た目と味わいに、どんどん食が進んでしまうはずです。
材料(2人分)
・パスタ……160g
・塩……大さじ1
・空豆……20粒くらい
・ベーコン……適量
・スナップエンドウ……4本
・生クリーム……200cc
・にんにく……1片
・オリーブオイル……適量
・コンソメ……小さじ1/4~1/2
・レモン汁……小さじ2
・レモンの皮……適量
・塩こしょう……適量
作り方
1. 空豆とスナップエンドウを茹でておく。スナップエンドウとベーコンは食べやすい大きさに切っておく。
2. 鍋に湯2Lを沸かし、塩を大さじ1入れてパスタを茹でる。
3. フライパンに刻んだにんにく、ベーコン、オリーブオイルを入れて炒める。
4. 3に生クリーム、空豆、スナップエンドウ、コンソメを入れて、1~2分弱めの中火で煮詰める。茹であがったパスタを絡めて、レモン汁を入れてざっくり混ぜる。
※生クリームが煮詰まって麺と絡みにくかったら牛乳を少し足してのばしてください。
5. 塩こしょうで味を整えて、レモンの皮を盛り付けて完成。
※ベーコンの塩味でコンソメと塩こしょうは調整してください。
レシピ出典:Instagram(@momom.atsu)
春キャベツとアンチョビのペペロンチーノ
3月から5月ごろにかけて、店頭に並ぶ春キャベツ。甘くて柔らかいので、サラダや和え物など生食するのにもぴったりです。
@kiuchiyukiさんの「春キャベツとアンチョビのペペロンチーノ」は、そんな春キャベツをたっぷり使って。春キャベツは手早く炒めるのがポイントです。
加熱して甘みが増したキャベツにアンチョビの塩気と濃厚な旨みが絡んで、やみつきになるおいしさですよ。
たらの芽とタケノコのオイルパスタ
たらの芽といえば、春を告げる食材として人気の山菜の王様。天ぷらにして味わうことが多いけれど、パスタも絶品なんです。
ウエキトシヒロさん(@utosh)はたらの芽に、同じく今が旬のタケノコを合わせてオイルパスタに。
たらの芽のほのかな苦みとタケノコのやさしい味わいがマッチ。それぞれの食感も楽しく、ワインとの相性も抜群です。
材料(2人分)
・パスタ……160〜200g
・たらの芽……6個
・水煮タケノコ……100g
・オリーブオイル……大さじ3
・にんにく……1片
・赤唐辛子……1個
・白ワイン(料理用)……大さじ1
・大葉……2枚
・パスタを茹でる用の塩(水1Lの場合……塩8g、水2Lの場合……塩16g)
・オリーブオイル……大さじ3
・仕上げ用 EVオリーブオイル……小さじ2
作り方
1. たらの芽は下の黒い部分をとり、周りの部分(はかま)も取って縦に半分に切り、水に10分さらしておく。水煮タケノコは食べやすい大きさに切っておく。にんにくをみじん切りにする。赤唐辛子は種をとっておく。大葉は細切りにしておく。
2. フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくと赤唐辛子入れ、ふつふつするまで中火で軽く火にかけ、弱火にする(茹で汁を入れると焦げる事がなくなるので茹で汁を入れるまで待機)。パスタを茹で始める。
3. 1分半たった茹で汁をおたま一杯分プライパンに入れ、たらの芽とタケノコを入れて、白ワインを入れ、よく混ぜ合わせてパスタのタイミングまで待つ。
4. パスタが茹で上がる手前(2分前くらい)でフライパンに移し、混ぜ合わせて乳化させながらアルデンテに仕上げる。お皿に盛り、細切りにした大葉をのせて完成。
レシピ出典:Instagram(@utosh)
ボンゴレロッソ
2〜4月に旬を迎えるアサリ。塩水に浸けて砂抜きする手間はかかりますが、お店によっては砂抜き済みのものも売っています。
「ボンゴレロッソ」は、アサリなどの二枚貝を使ったトマトソースパスタ。トマトの酸味と貝の旨みがギュっと詰まった一品です。
@ch_sakura_lifeさんが使ったのは、にんにく、オリーブオイル、トマト缶1缶とアサリだけ。シンプルだからこそ、アサリのおいしさが一層際立ちます。
ボンゴレビアンコ
アサリを使ったパスタといえば、「ボンゴレビアンコ」も有名ですよね。白ワインで蒸し上げたアサリとそのダシをパスタソースとして使います。
@humminglife_3さんは、丁寧に下処理したアサリをフライパンに入れ、にんにくとオリーブオイル、白ワインを加えてグツグツと。さらにホタテや菜の花も加えて春らしい一皿に仕上げています。
濃厚なアサリのうま味をたっぷり吸ったパスタは、食べる手が止まらなくなるおいしさです!
普段調理しない食材もパスタで手軽に
春の食材はほかにも、じゃがいも、ふきのとう、水菜、クレソンなどたくさんあります。いずれも味や食感が良く、旬ならではのおいしさが魅力です。
市場に大量に出回るため、安く買えるのもうれしいところ。どう料理しようかと迷ったらぜひパスタにしてみませんか?
きっとおいしい発見があるはずですよ!
配信: おうちごはん