ずっと作ってみたかった、あこがれのお菓子「カヌレ」をおうちで楽しもう!

ずっと作ってみたかった、あこがれのお菓子「カヌレ」をおうちで楽しもう!

フランス・ボルドー地方の伝統菓子、カヌレ。先日おうちごはんではお取り寄せカヌレについてご紹介しましたが、「#カヌレ沼」というハッシュタグを付けてInstagramに手作りカヌレの写真を投稿されている方も増えています。今回はカヌレのおうちレシピに注目して、まねしてみたい素敵なアレンジやおいしいアイデアをご紹介します。

素敵がいっぱい、カヌレのとっておきレシピ

プレーンカヌレ

SJ

外はカリッと、中はもちっとがおいしい@maogram__さんのカヌレ。

作る際のポイントはこちら。

・グルテンが出てしまうため、生地を混ぜすぎないこと

・グルテンを落ち着かせるために、冷蔵庫に入れてしっかり休ませること

生地を休ませる時間も考慮して、寝る前に仕込んでおくのもおすすめ。詳しいレシピは、画像をスワイプしてご覧ください。

塩カヌレ

水分が少なめでさらさらとした塩を加えて焼き上げたカヌレに、大粒でほんのり甘味を感じるフルール・ド・セルをトッピング。

「甘さの中に少しの塩味。これが、めちゃくちゃ甘さを引き立ててくれて濃い味になりました」と@doremi555doremiさん

2種類の塩がアクセントになり、よりおいしさを際立たせます。

材料(5個分)

・卵黄……1個分
・グラニュー糖……80g
・薄力粉……90g
・牛乳……280g
・バニラペースト……3g
・ホワイトラム……10g 
・バター……15g
・伯方の塩DRY……3g
・フルール・ド・セル……適量
・型に塗るバター……適量

作り方

<下準備>
・牛乳を沸騰寸前まで温めて冷ましておく。
・バターを溶かしておく。

1. 卵黄にグラニュー糖を入れ混ぜ、牛乳、バニラペースト、ラム酒、溶かしバターを入れてさらに混ぜる。

2. 薄力粉と伯方の塩DRYを入れて混ぜ、濾す。ラップをして12時間から24時間、冷蔵庫で休ませる。

3. 冷蔵庫から出した生地を常温に戻し、オーブンを最高温度に温めておく。

4. 型にバターを塗って一度混ぜた生地を流し入れる。250℃のオーブンで20分焼いた後200℃に下げて、さらに30分焼く。

レシピ出典:Instagram(@doremi555doremi)

クリームチーズ入り半熟カヌレ

SJ

外はカリッと、中はふにゃんと半熟食感が楽しめる、@yuyu_kitchenさんのクリームチーズ入りミニカヌレ。

作る際のポイントはこちら。

・オーブン開閉時に庫内温度が30℃くらい下がるので、230℃で予熱し200℃で焼いています
※ご使用のオーブンによって焼き時間は調節してください

・型に塗るのをバターにするとより風味良く仕上がります
※シリコン型なのでサラダ油でもするんと取り出せます(今回はセリアのシリコン製ミニカヌレ型を使用)

画像をスワイプするとレシピとともにできあがりまでの工程も紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。

桜カヌレ

ほんのり桜が香るカヌレに、桜餡を忍ばせて桜のチョコレートでコーティング。

「中に入れた桜餡が、おいしさも断面萌え的にもポイントです。カヌレは焼きの温度(特に焼き始めの高温)が大事ですので、ご家庭のオーブンの癖を掴んで温度や時間を調整して焼くことが成功の秘訣です」と@happy_smileeeenさん。

一口ごとに春を感じる桜のカヌレ、趣があってこの季節にぴったりですね。

ロイヤル・ミルクティーカヌレ

アッサム茶葉をたっぷり煮出した、ロイヤル・ミルクティーカヌレ。

「カヌレ作りは難しい言われますが、3つのポイントを守れば失敗しにくいです」ということで、@harukore1033さんに教えていただいたのがこちら。

1. 粉類と牛乳を混ぜ合わせる時に、生地を混ぜすぎないこと
※混ぜすぎると空気を含んで、焼くときに型から飛び出してしまいます。
※多少だまが残ってしまっても、あとでざるで濾すので心配要りません。

2. 1日寝かせること
※生地を長時間寝かせることで、焼成時必要以上に膨らむことを防ぎます。中には寝かせる時間が短いレシピもありますが、私のレシピではより失敗しにくいように長い時間を設定しています。

3. 予熱温度を守り、高温で焼き上げること
※高温で焼くことでパリッとした皮の風味を楽しめ、生地の中に均一な気泡ができます。焼く時に一気に温度を上げたいので、レシピではあえて予熱時間を高めに設定しました。また、焼く前に生地を常温に戻しておくのも、早く生地を加熱するために必要な準備です。

「カヌレ成功の証は、パリッとした皮と、もちっとした中身の食感。それから、断面の気泡です。この3つが揃うと、何ともうれしい気持ちに。焼き立ては、お店でも味わえない格別のおいしさなので、是非お試しくださいね」

詳しい作り方は@harukore1033さんのYouTube動画で紹介されています。なお、作り過ぎた時は冷凍保存がおすすめとのことで、自然解凍した後トースターで軽く温めていただくとできたての風味がよみがえるそうです。

カヌレデコレーション

手作りカヌレのくぼみ部分に、ホワイトや抹茶など3種類のチョコレートをそれぞれ流し入れて、手軽に素敵にデコレーション。

「おうちでおいしいカヌレが作れたら最高ですよね! 是非チャレンジしてみてくださいね」と@shizuka_1204さん。

詳しいレシピは天満紙器さん(@temmashiki)のアカウントに掲載されています。抹茶パウダーを振りかけたり、ナッツやカカオニブなどお好みのトッピングでデコレーションも楽しんでみてください。

ユカヌレ

SJ

作り方のポイントがいっぱいで、なるほど~~と思わず見入ってしまうリール動画は、『愛すべき地味菓子』の著者であるyuka*cmさん(@yuka_cm_cafe)のInstagramで紹介されているもの。

できあがりまでの流れや雰囲気がつかめて、カヌレを作ってみたいけどハードルが高そうでなかなか踏み出せなくて……というカヌレ作り初心者さんはもちろん、カヌレ沼にハマっている方にもおすすめ。

ストーリーの質問コーナーでカヌレの質問が多かったので、こちらの投稿で書き込んでいただければお答えします。

ただ、オーブンによって左右されるし、庫内温度計を持っているかどうかなど、どんな状況で作っているのかはどうしてもわからないので、アドバイス程度になってしまいますが、それでもよければ♪

カヌレ作りに関するフォロワーさんからの質問に、コメント欄を通じて一つ一つ丁寧に回答されているyuka*cmさん。やさしい思いが伝わってきて、とても温かい気持ちに。

なお今回ご紹介したカヌレの作り方は、yuka*cmさんの著書に掲載されています。すべてのレシピに工程写真がついているので、これで大丈夫かな?と心配な時も写真と照らし合わせながら作れるのは心強いですね。

愛すべき地味菓子

おやつにも、ギフトにも

一見すると地味ですが、素朴でシンプルだからこそのおいしさを味わえるのがカヌレの魅力。

いつものおやつに、そして贈り物に。手作りカヌレでとっておきのひとときを!

配信元

おうちごはん
おうちごはん
食卓アレンジメディア「おうちごはん」は、おうちでごはんを楽しむ方に向けて毎日の食卓が楽しくなるようなアイデアや情報を発信しています。 いつもの「いただきます」を楽しく、ちょっとの工夫でおいしい食卓を。 生活の中にある笑顔を増やし、食卓シーンを彩り豊かにしていきたいと思っています。
食卓アレンジメディア「おうちごはん」は、おうちでごはんを楽しむ方に向けて毎日の食卓が楽しくなるようなアイデアや情報を発信しています。 いつもの「いただきます」を楽しく、ちょっとの工夫でおいしい食卓を。 生活の中にある笑顔を増やし、食卓シーンを彩り豊かにしていきたいと思っています。