長芋の栄養にはどんな効果・効能がある?管理栄養士がほかのイモ類との違いと一緒に解説します

長芋の栄養にはどんな効果・効能がある?管理栄養士がほかのイモ類との違いと一緒に解説します

栄養が豊富で健康や美容に良いといわれる長芋ですが、どのような栄養素が含まれていてどのような効果効能があるのかご存じですか。また、さつまいもやじゃがいもとの栄養素の違いはあるのでしょうか。

今回の記事では、管理栄養士が、

・長芋に含まれる栄養素と効能

・その他のイモ類との栄養素比較

などについて解説します。

長芋に含まれる栄養素と効能とは?

長芋にはどのような栄養素が含まれているかご存じでしょうか。生の長芋の可食部100gに含まれる栄養価は下記の通りです。

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美容やダイエットのも効果的な長芋

上記の表からも分かるように、長芋はビタミンB1、食物繊維やカリウムを多く含みます。美容やダイエットに効果的な食材といえるでしょう。

長芋の健康や美容に良い3大栄養素

長芋に含まれる栄養素で、美容やダイエットへの効果が期待できるものは次の3つです。

・食物繊維
・カリウム
・ビタミンB1

順番に説明します。

不溶性食物繊維を多く含み、ダイエット中に悩みがちな便秘予防を解消!

長芋には不溶性食物繊維が特に多く含まれます。不溶性食物繊維は、胃腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸を刺激して便通を促進します。

カリウムで身体のむくみを取り除く!

長芋には、カリウムも豊富に含まれています。カリウムには、体内の塩分を体外に排出する作用があります。そのため、塩分が原因で起こるむくみを防ぐ効果があります。

ビタミンB1で疲労回復にも!

ビタミンB1は糖質の代謝には必要不可欠な栄養素で、疲労回復に役立つ作用があります。
しかし、水に溶けだしやすく、熱にも弱いため、調理によって損失されやすい特徴があります。
そのため、長時間水煮さらしたり、加熱せずに、手早く調理する事で効率的に摂取することができます。

長芋の栄養や効能を効果的に摂取するには

長芋は生加熱せず生で食べると、その栄養素を効果的に摂取することができます。
すりおろして「とろろ」にする食べ方が、一番効果的といえるでしょう。
長芋に含まれるビタミンB1をはじめ、デンプンの消化を助ける酵素アミラーゼなどは、加熱により損失してしまいます。そのため、なるべく生で食べることをおすすめします。

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