【2022年5月】今月お買い得な野菜は「にんじん&はくさい」!?価格が高騰する野菜は何?

【2022年5月】今月お買い得な野菜は「にんじん&はくさい」!?価格が高騰する野菜は何?

大雪や台風、水不足などによって収穫量が大きく変わる野菜。旬の時季は比較的安価で手に入るイメージがありますが、生育状況によっては意外と高かったりすることも。今回は日々刻々と価格が変動する野菜の価格見通しを農林水産省のデータから解説します。

「そろそろ春キャベツの時季だなあ」なんて思ってスーパーを覗いてみたはずが、なぜか旬ではない野菜が安くなっている……なんてこと、ありますよね。野菜は天候などの影響で育ち方が変わるもの。

収穫量によって常に価格は変動していますが、実は農林水産省が野菜の価格について聞き取り調査をしているのはご存知でしたか?
東京都中央卸売市場に出荷される野菜について、例年と比較した価格の見通しを毎月発表しているんです。

今回は令和4年5月分時点での野菜の価格動向について、発表されている資料からわかりやすく解説します。

5月の野菜生育状況

令和4年度5月は、にんじん・はくさい(5月前半)がお買い得に買える見込みです。

だいこんもにんじんも、順調に生育中です。

はくさいは、5月前半の出荷分までは順調に生育しています。後半の出荷分は、朝晩の冷え込みに伴い生育が少々遅れ気味です。
ねぎ・レタスは、順調に生育しています。
キャベツ・ほうれんそうは、朝晩の気温の低下により生育が遅れ気味です。

きゅうりは、雨や寒さの影響を受け生育が遅れ気味。
なす・ピーマンは、順調に育っています。
トマトは生育がうまく進まず、肥大が遅く、小さめになっています。

ばれいしょは生産地の鹿児島県での雨や冷え込みの影響を受け、生育が遅れ気味。後続産地の長崎県では順調に大きく育っています。
さといもは平年並みです。
玉ねぎは干ばつの影響を受け、小玉傾向にあります。

今月お買い得な野菜は?

にんじん

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令和4年5月に東京都中央卸売市場で扱うにんじんのうち、53%が徳島県産、35%が千葉県産。主産地における生育が順調だったため、5月を通じて出荷数は平年をやや上回る見込みです。5月いっぱい、平年よりお買い得なお値段で購入できそうです。

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はくさい

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令和4年5月に東京都中央卸売市場で扱うはくさいのうち、94%が茨城県産です。主産地での生育は良好で、5月中旬ごろまで潤沢な出荷が見込まれます。5月中旬以降の出荷分については、生育がやや遅れ気味。5月前半は安値が続きますが、後半はだんだんと値上がりし、平年並みの価格に戻る見込みです。

はくさいを使ったおすすめ料理

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