●勝手に決めるママ友

バッグや巾着などの小物だけでなく、なかには洋服まで作るというママもいるでしょう。昔自分が来ていた洋服を使って、子ども用にリメイクするというのは、珍しくないのだとか。子供服にはあまりないシンプルな柄やオリジナルの形は、他のママ友の目を引きます。当然「どこで買ったの？」と聞かれれば、「自分で作った」と答えますが、図々しいママ友だと、「じゃあウチの分も作って！」となるようです。ひと言も「良いよ」とは言っていないのに、会うたびに「いつできる？」と聞かれてウンザリ…というケースは意外に多いそうですよ。

●手作りグッズを狙うママ友の対処法

「ウチの分も作って」と言われたとき、弱気になったり下手に出たりすると、そのまま押し切られてしまうことがあります。そういうママ友には、事前に「材料費と手間賃でこれくらい」と伝えると、諦めてくれることもあるのだとか。ケチだと思われても、一度引き受けると際限なく頼まれる可能性もあるので、やりたくないなら曖昧にせず、ハッキリと断ることが大切です。

●手作りママ友にお願いするときはどうすればいい？

手作りが得意なママ友に何か使ってもらいたいと思うことがあるかもしれません。そんなときは、ママ友の都合を確認したうえで、材料費と手間賃、お礼の手土産を用意しておくとスマートです。また、作り方を教えてもらいたいというときは、事前に材料や道具を自分で用意しておくと、ママ友と良好な関係を維持できるでしょう。間違っても「手作りのものをもらってやるんだから」と、タダで作らせることはしないようにご注意を…。

手作りグッズはトラブルだけでなく、ママ友作りのキッカケになることもあります。お互いに思いやりを持って、我が子のために楽しく手作りできたらいいですね。
（文・明日陽樹／考務店）
 
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