誰がどの費用を負担すべき?
「お宮参りには思ったよりもいろいろな費用が掛かるんだな」と感じているママ・パパもいるかと思いますが、気になるのは誰がどの費用を払うかではないでしょうか?ここからは、どのお金を誰が払うかを詳しく解説します。
祝い着と初穂料は両家で分担
祝い着代と初穂料は、基本的にパパ・ママで準備しましょう。
ただし、祖父母から「初穂料は私たちが払うよ」「祝い着は買ってあげるよ」と申し出があった場合は、遠慮なく負担してもらいましょう。
昔は、父方の祖父母が初穂料を、母方の祖父母が祝い着代を負担するのが一般的でした。
しかし、近年はそのような考え方も薄れ、祝い着をレンタルする家庭も増えているため、誰がどの費用を負担しても構わないとされています。
ただし、祖父母に費用を出してもらうときに注意したいのが両家の負担の割合です。負担する費用は、できるだけ両家で同じ額になるよう調整しましょう。
父方・母方どちらの祖父母にとっても大切な孫であることに変わりはないので、誰かひとりだけが費用を全額負担するのではなく、家族で話し合ってみんなで負担できるよう工夫しましょう。
食事会の費用で負担額を調整するのもアリ
祝い着をオーダーメイドで仕立てたり、高級な生地のものを購入したりする場合、祝い着代と初穂料の金額に大きな差が生まれてしまうことがあります。
そうなると、両家の負担額を均等にするのは難しくなりますよね。
そんなときは、食事会の費用で調整するという方法もあります。
食事会は、初穂料や祝い着代など、お宮参りの準備費用を負担してくれた祖父母に対して感謝の気持ちを表すために行われます。そのため、食事会の費用は基本的にママ・パパが負担するものです。
しかし、祝い着代と初穂料の金額に大きな差がある場合は、負担額を均等にするため費用の一部を祖父母に負担してもらってもよいでしょう。
お宮参り費用の負担は、ママ・パパが上手に間に入って、両家のバランスを調整することが重要です。
写真撮影代はママ・パパが負担
写真撮影の費用は、ママ・パパで負担するのが基本です。
プロに撮影を依頼する場合には、撮影料やアルバム、台紙などが含まれたプランとなっている場合が多いです。
また、無料で衣装をレンタルできるプランを用意しているスタジオもあるので、プランの概要を踏まえた上でスタジオを選ぶとよいでしょう。
ただし、写真を祖父母にも贈る場合は、ママ・パパと両家の祖父母で写真撮影代を折半することもあります。
お宮参りのお金は両家で分担しよう
赤ちゃんが初めて神社にお参りするお宮参りは、家族にとっても大切な儀式です。ぜひ両家の祖父母も招待して、思い出に残るものにしましょう。
お宮参りにかかるお金は、両家で分担するのが基本です。負担額が均等になるように上手に調整して、ママ・パパだけでなく祖父母にとっても良い思い出になるお宮参りにしてくださいね。
配信: MAMADAYS(ママデイズ)
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