カビが発生する前に!梅雨時の収納の湿気対策、3つの基本とは?

クローゼットの湿気対策

クローゼットもほこりや人由来の汚れがたまりやすく、カビの発生が心配な場所の一つです。日々の対策としては、まず、汚れと湿気をちゃんと取ってから収納すること。生乾きの物は危険です。上着などすぐに洗濯しないような服はブラシなどで汚れを落とし、湿気を飛ばしてから収納します。

また、クローゼット内の湿度を下げるために、定期的な換気のほか、エアコンのドライ運転時に扉を開放したり、クローゼット内で除湿機を稼働させるのも効果的です。

湿気やほこりのたまりやすい下の方・奥の方の掃除も忘れずに!こちらも下駄箱と同じく、適度な隙間を開けて収納すると、風通しがよくなり、掃除もしやすくなります。

湿気取りシートを敷いたり、吊り下げ型や置き型の除湿剤を使うという方法もあります。わが家の場合、奥の隙間に炭八(押入れ用)を置き、梅雨時には追加で吊り下げ型の除湿剤を使っています。

奥の隙間に炭八
吊り下げ型の除湿剤(ダイソーで購入)

押し入れの湿気対策

押し入れは大容量なので、ついたくさんの物を収納したくなってしまいますが、他の収納スペースと同じく、詰め込みすぎないことが大切です。押し入れの床や壁にすのこを置くなどして隙間を作ることで、風通しをよくすることができます。左右のふすまを開け、扇風機などで風を送って、こまめに換気するようにしましょう。

また、押し入れも市販の除湿剤が効果的。床に敷ける除湿シートや、すのこの足の間に置けるような商品もあります。わが家にはふすまの押入れはないのですが、押入れのような大容量収納の一番奥に、押入れ用の炭八を置いています。