●卒園(卒業)アルバムのママ友トラブル
小学校になると、生徒と教師が協力してアルバム制作をすることが多いと思いますが、卒園アルバムは保護者がメインになります。個人情報保護法により、園側から園児の写真を提供できないという話も耳にします。制作委員になると、1年間の行事の写真撮影、アルバムのレイアウト、写真選びなど、卒園直前だけでなく、通年で仕事が山ほどあります。自分の子どもの写真よりも全体の写真を優先しなければいけません。親心を犠牲にしても、素敵なアルバムにしたいと思い、一生懸命やっているのにママ友トラブルが…。「自分の子があまり写っていない」「わざと目をつぶっているところを使った」「お泊り保育の写真にお風呂のシーンがある」など、制作者側の苦労を考えず、言いたい放題なのだとか。
●謝恩会でのママ友トラブル
謝恩会は保護者が主導のイベントなので、園は一切関与しません。謝恩会委員のおもな仕事は、会場選び、スケジュールすり合わせ、出し物など内容の企画、食事の手配、会場の飾りつけや司会進行など、かなりの仕事量です。なかでも出し物のトラブルは多い印象。最近ではアイドルグループの衣装・ダンス・歌を完全コピーして披露するケースが。とくに年齢が若いママ友たちが好むようですが、保護者の年齢層はさまざまです。衣装がミニスカートだったり、あまりにも激しいダンスだったり、イヤイヤやらされて、全然楽しめないというママは少なくないのだとか。
●最後の最後で…ママ友トラブル
謝恩会では、お酒が振る舞われることもあります。今までたくさん思い出を作ってきたママ友たちとの楽しい時間、子育てがひと段落した解放感から、ついつい油断してしまうママ友も…。酔っぱらって会場で寝てしまう、酒の勢いで悪口が止まらない、具合が悪くなって嘔吐など、最後の最後で大失敗してしまうケースは意外にも多いようです。
卒園式や卒業式は、別れの行事であると同時に、新たなステップへのスタート地点です。ひと段落して安心するのもわかりますが、節度をもって行動しなければ、今までの積み重ねが台無しになってしまうこともあります。最後までみんなが気持ちよく終われるよう、大人としての自覚を持たなければいけませんね。
(文・明日陽樹/考務店)
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