【忙しい朝に】顔のむくみをスッキリさせる小顔マッサージ!原因と対策も

そもそも朝の顔のむくみの原因は?

 

起床時の顔のむくみは、体内の余分な水分が睡眠中に顔の皮下組織に溜まって起こります。

ここでは、朝に顔がむくんでしまう主な原因として、大きく2つの要因を解説します。

食べ過ぎ・飲み過ぎ

前日に食べ過ぎたり、飲み過ぎたりしていませんか?食べ過ぎ・飲み過ぎは、体内に過剰な塩分・水分を取り込むことになり、むくみを引き起こします。特に、飲み会や会食などに参加した次の日は、普段よりもむくみやすいといえるでしょう。

飲み会や会食がむくみやすい理由は、お酒と食事にあります。アルコールによる利尿作用で何度もトイレに行くと、軽い脱水症状を起こして、水分を摂取したくなるもの。大量の水分を摂取したまま眠ってしまうと、余分な水分を尿として排出できず、翌日むくみとなって現れます。

また、お酒の席で出る食事やおつまみは塩分が多く、味も濃いですよね。人の体には、体内の塩分濃度を一定に保つ働きがあり、塩分の多い食事をとった時は積極的に働きます。体内の塩分濃度を薄めようと、より多くの水分をため込んだ結果、皮下組織に余分な水分が漏れ出し、朝のむくみにつながるのです。

血流やリンパの流れが良くない

顔のむくみは、血液やリンパの流れが低下しても起こります。血流が悪くなると、本来排出されるべき水分や老廃物が、体内に溜まってしまいます。溜まった水分や老廃物は徐々に皮下組織へ漏れ出し、寝ている間に重力で顔に集まってくるのです。

血流やリンパの流れが悪くなる原因としては、運動不足やバランスの悪い食事、目の疲れなどがあります。また、便秘、貧血、冷えなどで自律神経が乱れた場合も、血行不良からむくみを起こしやすくなるため、注意が必要です。

顔のむくみを予防する方法

普段の生活でほんの少し意識をするだけで、顔のむくみは予防できます。

ここでは、顔がむくみにくくなる3つの方法を解説します。

カリウムを多く含むものを食べる

 

むくみを予防するには、カリウムが含まれる食品を摂取すると良いでしょう。ミネラルの一種「カリウム」には利尿作用があり、塩分の自然な排出を促してくれます。

カリウムを多く含む食材としては、バナナ、リンゴ、ドライフルーツ、のり、わかめ、ほうれん草、切り干し大根など。野菜や果物はカリウムの含有量が豊富なものが多いため、ぜひ積極的に摂取してくださいね。ただし、カリウムを多く含む食材は体を冷やす作用があるので、食べ過ぎはNGです。

代謝をよくする

 

普段から体を動かして、血流をよくしておくことも大切です。日々適度に体を動かしていないと、筋力の低下によって血流が悪くなり、むくみを起こしやすくなります。

ウォーキングやランニングなどの運動は、代謝をよくすることにつながるため、ぜひ積極的にチャレンジしてみて!いきなりハードな運動をしなくても、階段を使う、歩幅を広げるなど、日常生活での小さな意識が大切です。

ホットタオルと冷水で血行を良くする

ホットタオルと冷水を使って、普段から顔の血行を良くしておくのもおすすめです。血管は冷たい・温かいを交互に繰り返すと、縮んだり広がったりするため、血流やリンパの流れが良くなります。むくみ予防はもちろん、血行が良くなると化粧のりも良くなって、毎朝の気分も高まるでしょう。

ちなみに、ホットタオルは電子レンジで簡単に作れます。ハンドタオルを水で濡らして絞り、くるくる巻いてからラップに包んで、500~600Wで30~60秒ほど加熱すれば出来上がり。温めた直後のタオルはかなり熱いため、火傷しないように注意してくださいね。

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