●ママ友同士の格付け原因になるキャラ弁
人によって、得手・不得手があり、キャラ弁づくりも同じこと。ママのなかには、上手にキャラ弁をつくれる人と、つくれない人がいます。また、手先が器用だったとしても、お弁当づくりに時間をかけられない人も少なくないでしょう。そういったなかで、毎回時間をかけたキャラ弁をつくっていると、ママ友からの妬みの原因になるケースもあるそうです。また、つくったキャラ弁をSNSに投稿することで、「●●ママのキャラ弁は微妙…」、「●●ママのキャラ弁は上手」といったように、ママ友同士の格付けをするためのネタにされる機会が増加しているのだとか。
●ママ友だけじゃない!イジメや衛生面の問題も…
最近ではキャラ弁を禁止する幼稚園が増えているといわれています。その背景には、子ども同士のイジメがあるそう。キャラ弁を持っていない子が仲間外れにされてしまったり、キャラクターの完成度が低いとバカにされてしまったり。キャラ弁を持つ子同士で自慢大会がはじまると、優劣をつけられてしまい、傷つく子が出てきてしまいます。また、キャラ弁をつくるために、食材を手でベタベタ触る行為が不衛生、キャラクターづくりを優先するあまり、栄養バランスが崩れるのではないかと懸念する人もいます。
本来であれば、子どもに楽しくおいしくお弁当を食べてもらうためのキャラ弁が、いつの間にかママの“自己満”になっているかもしれません。ネット上を見ると、「キャラ弁をつくったら子どもから『キャラ弁はイヤ』と怒られちゃった」と愚痴をもらすママも見受けられました。
子どものお弁当は、今回のキャラ弁や冷凍食品を使う・使わないなど、ママにとっては悩ましい問題のひとつでしょう。とはいえ、どれが正解というものではないので、ママ友の視線を気にするよりも子どもの好みや成長のことを考えながら、愛情たっぷりのお弁当づくりをしてみてはいかがでしょうか。
(文・奈古善晴/考務店)
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