納豆ダイエットのやり方
では具体的に、納豆ダイエットはどのようにやるのが適切なのでしょうか。
方法の一例を紹介します。
目安は1日1パック
納豆をダイエットに取り入れる際の目安の量は、1日1パック程度です。
「たくさん食べた方が効果があるのでは?」と思うかもしれませんが、いくら納豆がカロリーが低いとはいえ、たくさん食べればその分カロリーや脂質を摂りすぎてしまいます。
納豆1パック(45g)は86kcalほどで、おにぎり1/2個のカロリーに相当します。
(※おにぎり1個:100g / 156kcal)
また納豆に含まれる大豆イソフラボンは女性の健康づくりを助けてくれますが、たくさん長期的に摂りすぎると、乳がんのリスクになる可能性があることも知られています。
ダイエットを成功させるためにも、また健康のためにも食べすぎは控え、1パックを目安にしましょう。
ダイエット目的なら朝に取り入れる
納豆を食べるタイミングは、ダイエット中であれば朝がおすすめです。
「納豆は夜に食べる方が良い」と言われることもありますが、それは血栓予防効果を期待するタイミングです。
朝にご飯+納豆など、糖質とたんぱく質を組み合わせて摂取することで、糖質だけを摂取した場合よりもエネルギー消費のスイッチが入ることが知られています。
加熱せずに食べる
納豆に含まれるナットウキナーゼには血流を改善する働きが期待されていますが、加熱により死滅してしまうことが知られています。
そのため、納豆は加熱せずそのまま食べるのがおすすめです。
ただしナットウキナーゼはダイエットに直接的に関係するわけではありませんので、飽きずに続けるために、たまに料理に使って加熱して食べるのも良いでしょう。
※参照:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」,食品安全委員会「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」
納豆ダイエットの効果を高めるには
納豆ダイエットの効果を高めるためには、納豆を取り入れるほかに以下のことに気をつけてみましょう。
食物繊維を摂れる野菜などと組み合わせる
納豆とあわせて、食物繊維を摂れる野菜や海藻類と組み合わせましょう。
おくら、きゃべつ、めかぶ、もずくなどは、食物繊維が豊富で糖や脂肪の吸収をおさえてくれるだけでなく、カロリーが低いため食べすぎ防止としても役立ちます。
食物繊維による腸内環境を整える働きも期待できるため、納豆と組み合わせてダイエットに役立てましょう。
よく噛んで食べる
納豆を含め、食事をよく噛んで食べるように気をつけてみましょう。
納豆をご飯にかけると、かきこむように早食いになってしまう方も多いのではないでしょうか。
早食いは食べすぎを招き、太ってしまう原因になります。
よく噛むことを意識するほか、おくらやきゃべつなどの歯ごたえのある野菜と組み合わせて咀嚼回数を増やすのも良い方法です。
ダイエット後にリバウンドしないためにも、太りにくい食べ方を身に付けましょう。
配信: トクバイニュース