5、携帯ブラックでも携帯・スマホを使用する方法
携帯ブラックが解消される前でも、携帯・スマホを一切利用できないというわけではありません。困ったときは、以下の方法を検討してみましょう。
(1)プリペイド携帯を申し込む
プリペイド携帯とは、料金を前払いした分だけ使用できる携帯電話のことです。
通常の携帯電話・スマホとほぼ同様の機能が使用できます。
回線契約が不要で審査もないため、携帯ブラックの人でも使用可能です。
プリペイド携帯なら、料金を前払いするため使いすぎを防止できるというメリットもあります。
基本料金もかからないので、着信専用であれば実質0円で使用できます。
(2)格安スマホ・格安SIMを申し込む
格安スマホとは、文字どおり、格安で購入できるスマホのことです。
格安SIMとは、格安の料金で利用できる携帯電話サービスのことです。
格安スマホ・格安SIMは、MVNOと呼ばれる業者が提供しています。
MVNOとは、大手携帯電話会社から通信回線を借りて携帯電話サービスを提供する通信事業者のことです。
MVNOの中には、TCAやTELESAに加盟していない業者や、加盟していても「不払者情報の交換」に参加していない業者もいます。
そういった業者に契約を申し込めば、不払者情報が登録されていても審査に影響しないため、携帯ブラックでも携帯電話・スマートフォンを使用することが可能となります。
6、借金を抱えているなら債務整理が有効!弁護士に相談を
借金を抱えて返済に追われていると、携帯料金の支払いが苦しくなることもあるでしょう。
しかし、携帯料金を滞納して携帯ブラックに載せられてしまうと、回線契約を結ぶこともできなくなってしまいます。
借金の返済が苦しいときには、債務整理で解決することをおすすめします。
債務整理をすると金融ブラックには載せられてしまいますが、携帯料金を優先的に支払うことで携帯ブラックへの掲載を回避することが可能です。
端末の分割購入はできなくなりますが、一括購入するか家族名義で分割購入することによって、支障なく携帯電話・スマートフォンを使用することが可能です。
債務整理には、主に任意整理・個人再生・自己破産という3種類の手続きがありますが、どの手続きが適しているかは状況によって異なります。
また、どの手続きでも的確に進行させるためには、専門的な知識や経験が要求されます。
債務整理を成功させ、ブラックリストの影響を最小限に抑えるためには、弁護士に相談しましょう。
弁護士が状況に応じて最適な解決方法を提案してくれますし、依頼すれば複雑な債務整理の手続きもすべて任せることができます。
弁護士のサポートを受けることで、ブラックリストから最も早く解放されることにもつながるでしょう。
配信: LEGAL MALL