いま気をつけていること
ようやく、娘にとっては着るもののデザインは二の次で、着心地が大切なのだということがわかりました。本人がなぜ着ないかを言わなかったのは、どう伝えたらよいのかわからなかったのでしょう。理由がわかったため、私は気に入っている服がどのような素材で、どのような形かに注視するようになりました。
そして、娘にも何が嫌かを具体的に質問をしました。それでわかったのは、手首のところがすぼまっていないもの。素材は綿ポリで、サイズは大きめが良いということです。今はそれを念頭において服を探し、必ず試着させてから買うように。気に入ったものは色違いも購入したりします。
思い返せば、娘は乳児のころからおむつも気に入ったものしかはきませんでした。感覚過敏という概念について知る前は、買ってあげた物を着ないのはわがままだと思いこみ、無理やり「着なさい」と怒鳴ることもありました。理解してあげられていないまま、本当に申し訳ないことをしていたなと思います。これからは娘の特徴を理解し、ちゃんと聞く耳を持ってあげようと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!
監修/助産師REIKO
著者:小川恵子
8歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
関連記事:
配信元
