【スパイス料理×赤ワイン】タイプ別おすすめマリアージュ
スパイス料理に赤ワインが合う! ということはわかりましたが、たくさんの種類がある赤ワインの中からどんなものを選んだらいいか悩みますよね。
そこで今回は、タイプ別におすすめのマリアージュをワインのメルシャンさんに教えていただきました! おすすめのワインも教えていただいたので、ぜひ参考にしながらみなさんもスパイス料理と赤ワインのマリアージュを体験してみてくださいね。
スパイシーなカレーと合わせるなら
果実味豊かな赤ワインを。
カレーのスパイスの香りと辛さをワインの果実味が和らげてくれます。
▼おすすめの赤ワイン
「メルシャン・ワインズ ブレンズ パーフェクト・ブレンドレッド」(写真左)
ふくよかなオーストラリア産ワインと華やかなスペイン産ワインをブレンドし、日本人の嗜好や食卓に合う味わいに仕上げたワイン。果実味溢れるなめらかで深みのある味わいと穏やかな渋みの上品でバランスの良いワインです。
「サンライズ カベルネ・ソーヴィニヨン」(写真真ん中)
チリの年間300日の日照がある畑のブドウで造られたワイン。プラムやカシスなどのフルーティな黒系果実やチョコレートなどの豊かな香りが口中に広がり、ふくよかで長い余韻が特徴のワインです。
「おいしい酸化防止剤無添加赤ワインふくよか赤」(写真右)
酸化防止剤を添加せずに丁寧に造った果実味のあるふくよかで濃い味わいのワイン。
お肉と野菜たっぷりのキーマカレーと合わせるなら
しっかりながらもまろやかなタイプの赤ワインを。
▼おすすめの赤ワイン
「フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン」
チリの名門ワイナリー「コンチャ・イ・トロ」が手がけるワイン。砂糖漬けのフルーツやプラムのアロマに、チョコレートのようなニュアンス。口中はタンニンがバランスよく溶け合います。
タコライスと合わせるなら
甘くスパイシーで洗練された味わいの赤ワインを。
▼おすすめの赤ワイン
「メスタ オーガニック テンプラニーリョ」
赤い果実やローズマリー、リコリスの甘くスパイシーで洗練された香りが特徴のワイン。
おうちでチャレンジ!赤ワインに合わせたいスパイス料理
赤ワインに合うスパイス料理をおうちでも楽しみたい!
ということで、多彩なスパイスをつかった本格カレーや南インドの伝統料理など、本場の味わいを提供している専門店「ERICK SOUTH」の稲田俊輔さん監修のスパイス料理の作り方をご紹介します。
ほどよい辛さが心地よく、スパイスが爽やかに香るマサラカレーです。赤ワインと一緒に楽しめば、スパイスの香りをさらに奥深くしてくれますよ。
チキンガーリック赤ワインマサラ
材料
【A】
・赤ワイン……200cc
※今回使用したワインは「メルシャン・ワインズ ブレンズ パーフェクト・ブレンド レッド 」
・鶏もも肉(皮を取って大きめにカット)……400g(2枚分)
・にんにく……4片(20g)
・玉ねぎ(くし切り)……1個(240g)
・バター……30g
【B】
・コリアンダーパウダー……2g(小さじ1)
・クミンパウダー……2g(小さじ1)
・ターメリックパウダー……2g(小さじ1)
・ガラムマサラ……2g(小さじ1)
・カイエンペッパー……1g(小さじ1/2)
・ブラックペッパーパウダー……1g(小さじ1/2)
・塩……8g(大さじ1/2)
・砂糖……8g (大さじ1/2)
・トマト(くし切り)……1個(160g)
作り方
1. Aの材料を20分〜1日マリネした後、濾しておく。
※濾した後のワインは取っておく。
2. 鍋でバターを溶かし、1の鶏肉とニンニク、玉ねぎを炒める。
3. 鶏肉の表面の色が変わったらBのスパイスと塩、砂糖を加え、スパイスの
香りが立つまで1〜2分炒める。
4. トマトと1の濾したワインを加え、5分程度煮立ててアルコールを飛ばしたら蓋をして弱火で20分程度煮込む。
5. 蓋を取って鍋中重量800gを目安に少しとろみがつくまで煮詰める。
(玉ねぎとトマトを潰すように混ぜると全体に程よいとろみがつく。それでも作りたてはかなりサラサラだが、いったん室温程度まで冷ますととろみが増し、 味わいも落ち着いて一体感が生まれる)
配信: おうちごはん