伊藤さんが未来へつなぐ、10年後もおいしい野菜や植物が育つ生態系を活かした土づくり
園内で出る排水は、すべて自然の力を借りて浄化
園内に流れる小川はバイオジオフィルターとして浄水も担う
KURKKU FIELDSのレストラン・ダイニングで調理時の排水や、宿泊施設などの排水はすべて、地下に設置された浄化槽を通った後、バイオジオフィルターという水路でろ過される。「きれいになった水は小川を通って池などに集まります。水辺があることで生き物に食物連鎖が起こり、多様な生物が生まれます。植物性プランクトンが増えるとそれを食べて育つ動物性プランクトンも増え、魚、鳥へと生態系はどんどん豊かに広がっていきます」。このようにして増えた虫などは、畑の害虫を食べて農薬を使わずに作物を守ってくれるのだとか。生態系を活かした畑の作物は安全でおいしい。
配信: OZmall