セカンドパートナーとは?配偶者にいたら離婚や慰謝料請求できる?

セカンドパートナーとは?配偶者にいたら離婚や慰謝料請求できる?

3、配偶者とセカンドパートナーとの関係を放置しておくリスク

配偶者にセカンドパートナーがいることが発覚したものの、不倫ではないから放置しておこうと考える方もいるかもしれません。

しかし、配偶者とセカンドパートナーとの関係を放置しておくことにはリスクがあります。

(1)不倫に発展する可能性がある

セカンドパートナーとは性交渉のないプラトニックな関係です。

しかし、放置しておけばいずれ不倫に発展する可能性があります。

なぜならば、女性は精神的な繋がりを求める傾向にありますが、男性は最終的に肉体な関係を求める傾向があるからです。

女性側も、心が結ばれると体の関係でも相手を受け入れてしまう可能性が十分にあります。

現時点ではプラトニックな関係だったとしても、時間が経過すれば肉体関係を持って不倫に発展するリスクがあるので注意が必要です。 

(2)相手の配偶者から慰謝料請求されることもある

セカンドパートナーとの関係を放置すれば、セカンドパートナー側の配偶者から慰謝料を請求されるというトラブルに発展する恐れがあります。

慰謝料請求の可否については後ほど解説しますが、相手の配偶者が不倫だと確信すれば夫は慰謝料を請求されてしまいます。

夫との離婚を考えていないのであれば、慰謝料を支払うことになると家計へ大きなダメージを受けることになります。

(3)夫婦仲が冷める原因となりやすい

セカンドパートナーとの関係を心のどこかで許せないという気持ちを持っているのであれば、一人で我慢を続けても夫婦仲は冷めてしまう可能性が高いです。

夫への不満が態度や言動に出てしまうようになり、夫の気持ちも妻から離れてしまうようになるリスクがあります。

離婚しないのであれば、表面上だけのつまらない夫婦生活を続けなければなりません。

4、配偶者にセカンドパートナーがいることにはメリットもある?

配偶者とセカンドパートナーの関係を放置することにはリスクもありますが、セカンドパートナーがいることがメリットになるような場合もあります。

配偶者にセカンドパートナーがいることで、次のようなメリットが生じる可能性があると考えられます。

(1)配偶者が優しくなることもある

辛いことがあってもセカンドパートナーという逃げ道があり、寂しさや物足りなさも埋めてくれます。

そして、異性として好意を持たれていることが自信にも繋がるでしょう。

こうしたことが重なり、配偶者のストレスや不安は和らぎ、心に余裕ができるようになります。

心に余裕ができれば妻や子供に対して優しくなることができ、家庭生活に良い影響を与えるケースもあります。

(2)配偶者の収入が上がるかもしれない

仕事と家の往復というマンネリ化した環境では仕事への活力も停滞してしまいます。

しかし、セカンドパートナーを作ることで男性としての自信を取り戻せば、活力を得て仕事に励むようになるかもしれません。

仕事に励んで業績が上がれば、収入も上がる可能性があります。

そうすれば、家計も潤うというメリットが得られます。

(3)自分も自由な時間を持てる

主婦は家事や育児と忙しく、なかなか自分の時間を作ることはできません。

しかし、夫がセカンドパートナーを作ってくれれば、自分も自由な時間を持てるようになります。

セカンドパートナーとの関係を割り切れるのであれば、夫がセカンドパートナーと過ごしている時に自由な時間を過ごすのも良いでしょう。

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