コンセントカバーの役割とは?
安全対策グッズとして知られるコンセントカバーには、どのような役割があるのでしょうか?まずは、コンセントの危険性とカバーをする理由を解説します。
赤ちゃんのいたずら&感電を防止
コンセントカバーの主な役割は、赤ちゃんのいたずらと感電の防止です。寝返り・ずりばい・ハイハイと、行動範囲が増えるにつれて赤ちゃんの好奇心は高まります。
大人にとっては身近なコンセントも、動き始めた赤ちゃんにとっては珍しい存在です。対策をしないままだと、赤ちゃんがよだれで濡れた手で触ったり、コンセントに指をつっこんだりするのも無理はないでしょう。
コンセントには電気が流れているため、赤ちゃんがよだれで濡れた手で触ると感電する恐れがあります。そのため赤ちゃんが触れないように、使用しないコンセントの穴をカバーで防ぐ必要があるのです。
コンセントカバーを選ぶポイント
コンセントカバーには、様々な種類やデザインのものがあります。赤ちゃんのいたずら防止に役立つコンセントカバーの選び方を解説します。
子どもが触っても大丈夫な「安全性」
子どものいたずら防止で使うコンセントカバーを選ぶポイントは、安全性です。子どもの力では簡単に外せないような構造になっていたり、ロック機能が付いていたりする商品をおすすめします。
また、コンセントカバーが外れることを考慮し、赤ちゃんが口に入れても飲み込めない大きさの商品を選ぶのも大切です。誤飲しない大きさを簡単にチェックするのに、トイレットペーパーの芯を使う方法もあります。
芯の穴をすっぽりと通過する大きさは、誤飲につながる恐れがあるので避けるようにしましょう。
興味を持ちにくい「シンプルな見た目」
キャラクターをあしらったものや、色がはっきりとしたコンセントカバーは、反対に赤ちゃんの興味をひく可能性があります。そのため、見た目がシンプルで目立ちにくいものを選ぶのがポイントです。
白いコンセントカバーは赤ちゃんに気付かれにくく、インテリアにもなじみやすいでしょう。デザイン性のあるコンセントカバーを使用したい場合には、赤ちゃんが過ごす寝室・リビングなどは避けるのがおすすめです。
いたずら防止に役立つ「フルカバータイプ」
赤ちゃんが生活する部屋には、コンセントをすっぽりと覆うフルカバータイプが適しています。シンプルで使いやすい、フルカバータイプのコンセントカバーを3つ紹介します。
リッチェル「ベビーガード コンセントフルカバー2連R」
「ベビーガード コンセントフルカバー2連R」は、コンセントを使用したまま取り付けられる商品です。一般家庭に多く使われている2連タイプのコンセントに対応し、粘着テープかネジを使って取り付けます。
側面に付いているロック部を押しながら開閉する構造なので、赤ちゃんの力では外せません。なお、外れ・破損につながるため、無理にカバーを開けないようにしましょう。
・商品名:リッチェル ベビーガード コンセントフルカバー2連R
Water light G. E「コンセント安全カバー」
かわいいコンセントカバーを使いたい人には「コンセント安全カバー」をおすすめします。カバー表面にはうさぎのイラストが描かれており、シンプルな中に遊び心が光るデザインです。
うさぎのイラストをコンセントカバーと同じ白色にすることで、赤ちゃんに気付かれにくいのも特徴です。取り付け用の粘着テープが付いているので、工具なしで簡単に装着できます。
・商品名:Water light G. E コンセント安全カバー
西松屋「Smart Angel コンセントカバー 抗菌仕様」
「Smart Angel」は、赤ちゃん・子ども用品を販売する西松屋のプライベートブランドです。赤ちゃんが触ったりぶつかったりしてもケガをしないように、全体的に丸みのあるデザインになっています。
付属の両面テープのほか、ネジで取り付けることも可能で、子どもの手では開けられない構造です。
また、抗菌剤を使用したABS樹脂で作られており、衛生面にも配慮されています。コードを差し込んだままでも使用でき、ストップ構造で簡単にプラグの抜き差しができます。
・商品名:西松屋 Smart Angel コンセントカバー 抗菌仕様
手の届かない場所には「キャップタイプ」を
赤ちゃんの手が届かない場所には、取り付けが簡単なキャップ型がおすすめです。赤ちゃんの安全を考慮した、3つのキャップ型コンセントカバーを紹介します。
リッチェル「ベビーガード コンセントキャップR」
「ベビーガード コンセントキャップR」は、12個入りなので家中のコンセントをまとめてカバーできます。
コンセントに差し込むだけで装着できるので、賃貸物件に住んでいる人や、粘着テープ・ネジを使った取り付けに抵抗がある人にもおすすめです。
小さいサイズながら奥までしっかりと差し込むと、簡単には取り外せません。コンセントキャップのすき間にプラグを差し込んで外すので、赤ちゃんのいたずら防止としても使えます。
・商品名:リッチェル ベビーガード コンセントキャップR
朝日電器「ELPA 安全コンセントキャップ AN101B(DG)」
落ち着いた色のコンセントカバーを探している人にぴったりの商品です。ダークグレーの商品なので、暗い色のコンセントタップや黒を基調とした部屋の安全対策にも使えます。
プラスチックのABS樹脂でできており、衝撃や熱に強いのも特徴です。ただし、幅が2cmにも満たないため、子ども部屋のコンセント対策には向いていません。子どもの手が届かない位置にあるコンセントをふさぐのにおすすめな商品です。
・商品名:朝日電器 ELPA 安全コンセントキャップ AN101B(DG)
papima plus「コンセントキャップ」
ベビー用品専門のブランド「papima plus」のコンセントキャップには、取っ手が付いています。取っ手はコンセントキャップにぴったりと収まっていて、指で引き出す必要があるのが特徴です。
赤ちゃんの力では簡単に抜けないように作られているため、安全対策にも適しています。12個のコンセントキャップがきれいに収まる、おしゃれなケースも人気の理由です。
30日間の返品や1年間の保障など、アフターサービスが充実しているのもポイントです。
・商品名:papima plus コンセントキャップ
「プレートタイプ」でコンセントを目隠し
使っていないコンセントを目隠しできるプレートタイプは、インテリアにもなじみます。薄型でシンプルな、プレート型コンセントカバーを2つ紹介します。
パナソニック「簡易耐火カバープレート(1連用)」
家電メーカーのパナソニックが作る日本製のコンセントカバーで、薄さはたった2cmほどです。マットグレーの色味はダークカラーの部屋にも適しています。
表面にマット加工がされているので、汚れが付いても中性洗剤で拭き取れるのもポイントです。薄型で違和感なく使えるコンセントカバーなので、部屋のインテリアを重視する人もきっと満足できるでしょう。
・商品名:パナソニック 簡易耐火カバープレート(1連用)
サンワサプライ「鍵無しセキュリティスリムコンセントカバー」
簡単に取り付けられるプレート型コンセントカバーを探している人におすすめの商品です。
コンセントを覆うだけなので、電気工事なしで簡単に取り付けられます。目立ちにくい薄型タイプで、赤ちゃんには開けにくい構造になっているのもポイントです。
さらに高い安全性を求める人向けに、同じデザインで鍵が付いている商品も販売されています。
・商品名:サンワサプライ 鍵無しセキュリティスリムコンセントカバー
シンプル・おしゃれなコンセントカバー
「せっかくコンセントカバーを付けるなら、おしゃれなデザインの商品を選びたい」という人もいるのではないでしょうか?部屋のアクセントにもなるシンプルでおしゃれなコンセントカバーを3つ紹介します。
山崎実業 「コンセントガードウッディ」
木を使った家具が多い部屋には、山崎実業の 「コンセントガードウッディ」がおすすめです。
インテリアになじみやすい木目調のデザインは、ナチュラルな雰囲気を演出します。部屋のインテリアに合わせて、ホワイトとブラックの2色から選ぶことが可能です。
1~3口のコンセントはもちろん、コードを差し込んだままでも使用できます。両端を押して開閉するロック機能付きなので、赤ちゃんのいたずら防止にも役立ちます。
・商品名:山崎実業 コンセントガードウッディ
旭電機化成「ねこのコンセントカバー」
猫やかわいらしいものが好きな人におすすめなのが、旭電機化成の「ねこのコンセントカバー」です。シックな黒猫のデザインのため、どのようなインテリアにも映えます。
デザイン性はもちろん、安全にも配慮された日本製のコンセントカバーなので、赤ちゃんがいる家庭でも使用が可能です。本体にはトラッキング火災を防ぐPP樹脂が使われており、使用していないコンセントをおしゃれにカバーします。
・商品名:旭電機化成 ねこのコンセントカバー
エレコム「KAKUMARU(カクマル)」
「部屋のアクセントになるコンセントカバーがほしい」という人は「KAKUMARU(カクマル)」を選んでみてはいかがでしょうか?
動物を形どったキャップ型のコンセントカバーで、引っ張るだけでは抜けにくい設計です。また、衝撃・熱に強い素材で作られているので、子ども部屋のコンセント対策にも使えます。
うさぎはピンク色、ゾウは灰色と、やわらかい色が部屋をやさしく彩ります。2連式のコンセントなら、うさぎとゾウを組み合わせて使うのもおすすめです。
・商品名:エレコム KAKUMARU(カクマル)
まとめ
コンセントカバーには、赤ちゃんのいたずらや感電事故を防止する役割があります。赤ちゃんが過ごす部屋に使うコンセントカバーは、白色で目立たないデザインのものを選びましょう。
コンセント自体をすっぽりと覆うカバータイプや、穴に差し込むキャップタイプなど、用途に合わせるのがポイントです。プレートタイプや、おしゃれなデザインのコンセントカバーは、いたずらを防止しながらインテリアとしても使えます。
部屋の雰囲気・目的に合ったコンセントカバーを選び、赤ちゃんが安心して過ごせる環境を作りましょう。